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コンセプト主導型の新製品・サービス開発手法「理想追求型QCストーリー」のポイント

キーワード①未来から現在を見返す“バックキャスティング”

先にも述べたとおり、既存の路線、今までのやり方、現在の製品を起点に考え始めると、どうしてもその延長線で考えてしまいます。人は前を向いた時に、その視線上にあるものは目に入りますが、まったく違う方向にあるものには気づきにくいのと同じです。しかし、求められているのは、現在とはまったく違った軸での価値の実現です。そのためには、現在の延長線ではなく、まったく違うフィールドに目を向ける必要があります。この時に有効なのが、バックキャスティングという考え方です。

バックキャスティングとは、もともと環境保護の分野で使われ始めた言葉です。現状の社会や環境ありきでものごとを考えると、どうしても望ましい環境に行きつかない事があります。その時に、はじめにあるべき環境・ありたい環境を挙げ、そこに行きつくためのギャップや方策を考える、というアプローチです。

一見、単に視点を変えただけ、と思われがちですが、実はこの視点の差が意外と大きな違いを生み出します。いわば、地図の上で現在地を起点に目的地も分からずに出発する場合と、目的地を定めてから現在地までのルートを策定する場合の差と言えます。この考え方を製品開発に応用することで、既存路線の呪縛から解き放たれ、新しい観点での製品開発が可能になります。


左図のフォアキャスティングのように現在地(現在)を起点に考え始めると、どうしても現状という制約に縛られてしまう。結果、現状の延長線でものごとを考えてしまうため、選択肢が狭く、大きな飛躍は望めない。
しかし、右図のバックキャスティングの考え方に立って視野を広く取ると、さまざまな可能性の中から目的地を選ぶことができる。そして目的地(未来)から現在地(現在)へと振り返ることにより、目的地への道筋を策定することができるようになる。

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