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方針管理

方針管理とは、経営方針(目的・目標)を達成するために行う業務の管理のしくみ・取り組みを言います。日常管理が現場における日常的な業務を対象とするのに対し、方針管理は以下のようにもっと規模や対象が大きなものになります。

  • 目的:全社の方針や目標を達成するための取り組み
  • 対象:企業トップから発せられた方針を、事業部門や個々の業務まで順々に落とし込んでいく
  • 期間:中長期計画、少なくとも年度計画に基づく

ただし、全社の経営計画がそのまま現場に落ちてきても、対応のしようがありません。そのため、方針管理は以下のような段階を経て展開されていきます。

  1. 【P】中長期の計画に基づいた全社の方針(大きな目標)を、事業部門、部、課などに対し、その部門の機能に応じてより細かく展開していく。なお、展開する時には重点課題や具体的な目標、方策、管理項目、実施計画などをセットで展開していく。
  2. 【D】各部門では、実施計画に基づき、重点課題に対する方策を実施する。その実施内容は、管理項目で達成の度合いを図っていく。
  3. 実施計画の中でPDCAを何度も回し、実施状況をチェックしたり、目標に届かないなどの異常が出たときの処置・対策を行ったりする。
  4. 年度末に年間の取り組みの評価と振り返りを行い、反省点から次期へのフィードバックを行う。
  5. 【C】なお、各部門の取り組みは全社の方針を分割・展開したものなので、逆に各部門の取り組み成果を集約すると、全社の目標達成につながることになる。
  6. 【A】展開された取り組みの成果を集約するとともに、全社的な取り組みの評価を行い、次年度以降の計画へのフィードバックを行う。

このように、方針管理とは、①全社レベルの目標を部門に展開する ②全社の大きなPDCA(図の赤丸のPDCA)と部門ごとの小さなPDCA(図の緑のPDCA)を両輪として管理のサイクルを回していく などの取り組みにより、「全社レベルと部門レベルの連携とかじ取りを有効に行う」管理のしくみとなっています。

また、このように目標達成のためのしっかりした仕組みを整備することで、以下のような効果も得られます。

  1. 目標や行動基準(=やるべきこと)が明確になり、現場が業務を進めやすくなる。
  2. 大きな目標をブレークダウンして展開するため、現場と上司が目線を合わせた相談をできる。
  3. マネージャーにとっても、年間の振り返りが具体的にでき、自身のレビューやそこからの有効なフィードバックを得ることができる。

《用語》
●重点課題: 方針を受け、重点的に取り組むべき課題
●目標: 方針・重点課題を達成するために目指す到達点。数値で表されることが多い
●方策: 目標を達成するための手段
●管理項目: 目標達成の度合いをはかる評価指標。
●実施計画: 目標達成・方策実施に必要な資源や運用プロセスに焦点を当てた計画

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