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セミナー派遣者・参加者の声

新薬開発プロジェクトリーダー育成コース(PL)
教育担当者、参加者インタビュー 科研製薬株式会社 臨床開発部様

「統計解析業務が、いかに重要なことかを意識して仕事をして欲しいです。BioS卒業生にはそれを期待します!」

科研製薬株式会社は、旧理化学研究所をルーツに持ち、理研グループの一角を占めた歴史のある企業です。1948年に理化学研究所を株式会社に改組して「株式会社科学研究所」として発足しました。「整形外科」「皮膚科」「内科」といった領域を得意としており、優れた医薬品の提供を通じて患者さんのクオリティ・オブ・ライフの向上に努められています。

また、経営理念に「3つのよろこび」として、"患者さんのよろこび"、"企業のよろこび"と併せて"社員のよろこび"を掲げており、「変革と創造への挑戦」を念頭に活力ある人材の育成を重視しています。

科研製薬株式会社 臨床開発部からは、日科技連の医薬セミナーに5年間で約20名参加頂いております。今般、臨床開発部の教育担当者の方と実際にコースに参加された方に、そのねらいや感想等様々なお話をお聞きしてきましたのでご紹介します。

(聞き手:日本科学技術連盟 安隨 正巳)


科研製薬様 Webサイト


臨床開発部 チームリーダー 鈴木 美記様
参加者:臨床開発部 主任 鈴木 真由様


企業理念の一つ"社員のよろこび"を実現するために人材育成に注力!


経営理念

聞き手:まずは、貴社の概要をお教えいただけますでしょうか?

鈴木美記:創立は1948年で、現在従業員数は約1,700名の製薬企業です。「一人でも多くの方に笑顔を取りもどしていただくために優れた医薬品の提供を通じて患者さんのクオリティ・オブ・ライフの向上につとめる」を企業理念として、企業活動を行っております。

聞き手:特に、整形外科領域と皮膚科領域、内科領域では業界内でもトップランナー的存在のようですね。

鈴木美記:ありがとうございます。しかし、医薬業界を取り巻く環境が厳しさを増す中で成長を続けていくためには、現状に満足していてはだめで、「変革と創造への挑戦」を掲げ人材育成を行っております。

聞き手:人材育成に関してはかなり注力されているようですね。

鈴木美記:はい。当社では、経営理念に「3つのよろこび」として、"患者さんのよろこび"、"企業のよろこび"と併せて"社員のよろこび"を掲げています。3つ目の"社員のよろこび"は、社員がその仕事に歓びと誇りをもつことにより、活力あふれる存在感のある企業を目指しています。医薬品に関する知識は、広範で内容も多岐にわたり、習得までは決して楽な道のりではありません。また、企業の人材は、社会人として、日常の行動を通じて社会貢献しなければならないと考えます。その実現のためには"教育"は不可欠なものだと考えています。

臨床開発部の教育の実施状況


臨床開発部 チームリーダー
鈴木 美記さん

聞き手:鈴木美記さんは、臨床開発部の教育ご担当だとお聞きしました。

鈴木美記:はい。私は、臨床開発部に異動して5年になりますが、臨床開発部内の教育計画の立案及び実施等の業務を担当しております。

聞き手:人事部門が主管する全社的な教育と貴部が中心となって進める教育とでは、どういう棲み分けをされているのでしょうか?

鈴木美記:人事部主管の教育は、全部署の新入社員研修、階層別研修の他、約700名のMR向けのものが中心です。
当社では、入社後2週間程度の人事部主管の新入社員研修を終了した後、各配属先に応じた教育を受けます。臨床開発部を含むGCP関係部署への配属者は、新卒者・異動者を問わずGCP導入教育を受けます。臨床開発部では、約3ヶ月間の導入教育期間内に、集合研修(座学)やロールプレイング研修、OJTを行い、「GCP確認テスト」で合格した者が、主にモニターとして指名され、各開発プロジェクトを担当することになります。GCP教育は、導入教育のみならず、継続教育も毎月実施しています。また、当社ではモニター職として十分な能力を発揮した部員について、より高度な教育を行って能力を伸ばし、開発プロジェクトをリードさせるようにしております。

聞き手:なるほど。開発担当者への教育は、早い段階から各部署でOJTも交えて実践的に行われるわけですね。

鈴木美記:教育に関連してこんなエピソードがあります。海外企業と国際共同治験を進めていた折、教育記録の提示を求められました。当部ではモニターの知識習得の一貫として、毎月ペーパーテストを実施しています。当然、実施した教育内容は専用ファイルに記録・保存されるのですが、毎月のテスト実施と教育記録の保管が適切であったことが評価されました。

「新薬開発プロジェクトリーダー育成コース」に参加!


統計解析1部 課長補佐
大西昌世さん

聞き手:鈴木真由さんは、2013年度「新薬開発プロジェクトリーダー育成コース」にご参加いただきました。受講しての率直なご感想をお聞かせいただけますでしょうか?

鈴木真由:臨床開発業務を担当して9年目を迎えたところでの受講だったのですが、医薬品開発を体系的に学ぶことができ、とても面白かったです。

聞き手:具体的には、どのような点が面白かったですか?

鈴木真由:他の開発関連のセミナーや普段の業務では聞けない内容、具体的には「マネジメント」や「リーダーシップとは何か」といった講義は興味深かったです。

聞き手:セミナーの内容で、自身の業務に置き換えて何かヒントになった点はありましたか?

鈴木真由:いくつかありますが、医薬品開発全体のプロセスを学ぶことは、日常のモニター業務だけでは得られない内容で、大変有意義でした。治験実施計画書作成に関しては、計画を遵守してもらうための文章表現など、今まで気付かなかった情報が得られたと思います。また、アジア治験を実施する際にCROをどう活用するか、といった内容は今後の業務の参考にしたいと思います。

聞き手:本コースは5ヶ月10日間の期間を費やして行われますが、逆に苦労された点はありましたか?

鈴木真由:課題は、申請資料や審査報告書を読み比べるなど調べる事が多く、通常の業務との両立が大変でした(笑)。自宅に持ち帰ってやらざるを得ない、という日もありました。

聞き手:そうですか…。

鈴木真由:今回は糖尿病に関する課題が出されたのですが、私にとっては業務で携わったことのない分野であり、種々の治療薬を一から勉強するなど時間がかかりました。しかし、架空の医薬品の開発戦略をチームで考えるといった実践的な経験ができましたし、申請資料の読み方を身をもって学ぶことが出来ました。

聞き手:他社からの参加者と、交流や情報交換はとれましたか?

鈴木真由:はい。課題を通してグループで話をすることができましたし、セミナー終了後は何度か飲みに行き、交流を深めることができました。これも外部研修ならではの良さだと思います。

私もそう思います。アカデミアからの参加者もありますし、企業以外の参加者も交えたグループ編成の中で情報交換や討論することは意義がありますね。当社の過去の参加者で、セミナー終了後も継続的に情報交換(飲み会も)を行っているケースもあるようです!

聞き手:鈴木真由さん。セミナー受講の効果は感じていますか?

鈴木真由:今回の「新薬開発プロジェクトリーダー育成コース」の場合、真に効果を感じられるのは何年か経った時だと思っています。"今すぐ"、というよりは、じわじわと効果が出てくると思いますね。

国際共同開発、アジア治験…。新しいトピックを常に盛り込んで欲しい!

聞き手:貴社では、受講中や受講後に研修内容を社内で共有化するしくみはお持ちなのでしょうか?

鈴木美記:はい。臨床開発部のメンバー全員が見られる報告書を社内のイントラネットにアップしています。また、毎月実施している継続教育の時間を利用して外部セミナー参加報告を行っています。これにより、研修から得た情報の共有化を図っています。例えば、私が過去に参加したセミナー内容から、CDPについての講義を継続教育で行ったこともあります。

聞き手:日科技連のコース全体に対するご要望やご感想があれば、せっかくの機会ですので是非お願いします。

鈴木美記:最新トピックが必ず盛り込まれている点がとても良いと思います。最近では、例えば国際共同開発、アジア治験、中間解析等…。これからも最新の動向を含めた人材育成に役立つセミナーを提供して続けて欲しいと思っています。

聞き手:ありがとうございます。ご期待に沿えるよう、今後ともますます日科技連の医薬セミナーは進化し続けていきたいと思っています。本日は、参考になるお話をありがとうございました。

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