デミング賞

デミング賞

デミング賞は、経営理念、業種、業態、規模、経営環境にふさわしいTQMが効果的に実施されている応募組織に対して授与される年度賞です。一定の条件を満たせば、業種、規模の大小、公・私、国内・海外、組織の一部・全体を問わず応募できます。
各年度に賞を授与する組織数に制限は設けられていませんので、審査の結果、合格点に達していると認められた組織すべてにデミング賞が授与されます。

デミング賞を受賞できる組織とは
TQMにより、次の3項目を実現している応募組織に授与されます。

A)
経営理念、業種、業態、規模及び経営環境に応じて、明確な経営の意思のもとに積極的な顧客指向の、さらには組織の社会的責任を踏まえた経営目標・戦略が策定されていること。また、その策定において、首脳部がリーダーシップを発揮していること
B)
A)の経営目標・戦略の実現に向けて、TQMが適切に活用され、実施されていること
C)
B)の結果として、A)の経営目標・戦略について効果をあげるとともに、将来の発展に必要な組織能力が獲得できていること
について、「評価基準」をもとに審査が行われ、賞を授与するかどうかが決定されます。

 

応募方法

締め切り:2月20日
所定の応募用紙に所要事項をご記入の上、所定の資料と申込金を添えてデミング賞委員会事務局宛提出してください。
応募の締め切りは、2月20日です。

審  査

審査は、デミング賞審査委員会が行います。
応募組織から提出していただくTQM実情説明書を参考として実地調査を行います。
評価基準に基づいて判定を行い、その結果をデミング賞委員会に報告いたします。
審査の過程はすべて非公開で、応募組織の機密の保持には万全を期しております。

受賞者の決定

-10月中旬-
デミング賞委員会が、デミング賞審査委員会からの報告に基づき受賞組織を決定し、受賞組織に通知します。
合格の基準に達しない場合は、決定を保留し、応募組織が辞退しないかぎり継続審査を行います。ただし、継続審査は2回(有効期間は3年)を限度とします。

受賞者の発表

-10月中旬-
上記デミング賞委員会において受賞者を決定後、日本科学技術連盟のしかるべき媒体を通じて受賞理由とともに公表いたします。
保留となった応募組織については、組織名など一切公表いたしません。

授 賞 式

-11月中旬-
デミング賞委員会から賞状およびデミング・メダルが授与されます。
また、実地調査を行った審査委員の審査意見(応募組織の今後のTQM活動に対する提案を含む)をまとめた審査意見書が、応募組織に手渡されます。

受賞報告講演会

授賞式後に、受賞者による報告講演が行われます。

受賞3年後のフォローアップのための調査

受賞後のTQM実施状況について、3年後に簡単な報告書を提出していただきます。
また、原則として、この報告書に基づいて1日の実地調査を行います。
TQMをより一層推進・展開するために上記調査にかえて
 a)デミング賞委員会委員によるTQM診断受ける
 b)デミング賞大賞を受審する
こともできます。デミング賞委員会ではこれらへの応募をおすすめしております。詳細につきましては、デミング賞委員会事務局にご相談ください。

☆応募の詳細につきましては「デミング賞・デミング賞大賞応募の手引き」をご覧ください。

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