品質管理セミナーベーシックコース【QC検定1級レベル対応】
派遣部門の声
- 幅広く管理技術にふれる機会としてBCは最適
- 日本ゼオン(株)
生産革新センター
Z∑推進部長
産業カウンセラー
寺石 和夫 氏
当社は、「大地の永遠と人類の繁栄に貢献するゼオン」という企業理念のもと、中期経営計画における2020年のありたい姿として、「化学の力で未来を今日にするゼオン-わたしたちゼオンは、一人ひとりの成長を通じて、お客様の夢と快適な社会の実現に貢献し続けます」を掲げました。「一人ひとりの成長」という言葉には、人は本来成長願望を持っており、各人が自分で目標を決めて、そのために学び、成長することが、組織や会社全体の成長につながるというトップの思いが込められています。
私自身、人が成長するためには、①知識に接する機会の提供、②スタディーモチベーションの向上、の2点が必要と考えています。「品質管理セミナー・ベーシックコース」(以下、BC)は、私が紹介するまでもなく、管理技術全般について定評あるプログラムであり、BCへの派遣は技術スタッフや研究員にとって必要な知識に接する機会として最適です。しかし、ここで学んだことをきっかけとして、さらに興味を持って深く勉強し、業務で活用するか否かは、本人のモチベーション次第です。人は、興味、能力、職場環境と、一人ひとり異なります。それを受けとめて、「一人ひとりの成長」につなげていくことが、人材育成部署としての役割と考えています。
(2017年12月寄稿)
- グローバルなビジネスにふさわしい人財の育成にBCを活用
- ヤンマー(株)
品質保証部
企画グループ
専任部長
野田 康宏 氏
当社では、お客様の⽣涯価値(Life Cycle Value)向上に貢献するメーカーとして世界中のお客様にベストな品質のソリューションを提供していきます。
また、グローバルに拡大するビジネス世界にふさわしい人財育成の一環として、品質教育を体系化して、ものづくり力とサービス力に関する品質レベルの裾野拡大とトップレベルの強化を目指した教育に取り組んでいます。
「品質管理セミナー・ベーシックコース」(以下、BC)は長い歴史の中で洗練された研修プログラムであり、当社の品質管理研修の一つとして位置付けられてきました。
当社では1964年からこれまでの52年間で延べ290名以上が受講し、修了していますが、修了した諸先輩方は自職場でのリーダ的存在としてBCで身につけた品質管理の知識・手法を牽引、展開してきたと言っても過言ではありません。
BCのカリキュラムは、統計的管理手法に関する知識の詰め込みではなく、自らへの「腹落ち度」を確認できるとともに、班別研究会での実践も併せて、職場に戻ってからの多種多様な問題を解決することに役立つものと思っています。また、他業種の同じ職種の方々と交流できるのも利点であるため、今後も多くの部署から継続的に派遣していきたいと考えております。
- さまざまな業務に活用できるBC教育を継続し、品質教育の裾野を広げたい
- いすゞ自動車(株)
執行担当
池田 寛 氏
当社では、「 “運ぶ”を支え、信頼されるパートナーとして、豊かな暮らし創りに貢献する」との企業理念のもと、信頼をすべての基本とする品質重視の理念が脈々と引き継がれています。
そして、お客様から信頼していただける高品質な「ものづくり」を実現するために必要なことが「人材育成」です。「もの」を創造するのは「人」であり、高い技術力を持ち、現場主義(三現主義)に基づいた行動、お客様の目線に立った行動ができる人材育成に注力しています。
私自身も「品質管理セミナー・ベーシックコース」(以下、BC)の修了生ですが、受講当時(25年前)、一晩中、関数電卓を叩き苦労して身に付けた統計の基本や問題解決のための論理的な思考法が今も役立っていると感じています。その後BC教育を中断していたこともあり、統計的品質管理に関する素養が後輩たちに備わっていないことに気づき、2012年から生産部門の品質管理担当部署を中心にBC受講を再開しました。
また昨年には、開発部門の各部から若手技術者を選抜した「品質技術センター」を創設し、先行技術開発を担える技術者の育成に取り組んでいますが、このメンバーにはセンターの教育カリキュラムとしてBC参加を義務付けています。このようにして2012年以来、BCへの派遣人数は60名に達していますが、教育は継続しないと意味がありません。今後も参加部署を増やしながらBC受講を継続し、BCで学んだ統計的品質管理に関する知識や品質技術が社内の“共通言語”となることを目指していきたいと考えています。
- 海外派遣スタッフの教育にベーシックコースを活用
- (株)エクセディ
品質保証本部 副本部長
本庄 央 氏
当社はクラッチ・トルクコンバーターなど、駆動系を中心とした自動車部品の専門メーカーです。世界22ヶ国に生産/販売拠点を有し、その海外拠点には多くの品質管理スタッフを派遣しています。
当社にとって人材育成は企業を支える源であり、中長期的な視点で教育計画を立案しています。
その中で我々が社外セミナーとして絶大な信頼を寄せているのが品質管理セミナー・ベーシックコース(BC)です。BCは体系的なカリキュラムと深い専門性を兼ね備えたセミナーで、受講者の「問題解決力」を大きく伸ばしてくれます。 私自身もBC受講者であり、その有益さを身に沁みて実感している一人です。
我々の職場では、海外派遣するスタッフが品質の維持向上・生産課題の解決などの実践で困らぬよう、海外派遣者の教育プログラムBC受講を組み込んでおり、現在までの受講者は総勢40名にのぼります。
当社のスローガンは「Focus On Basics 基本(原点)に戻ろう」です。
従業員が基本に焦点をあて、基本を理解した上で業務に取り組んでいます。
半年間で品質技術の基本を徹底的に学べるBCを当社は今後も活用させていただきたいと思います。
- BCのカリキュラムには、安心感があります
- サントリービジネス
エキスパート(株)
品質保証本部
品質保証推進部
課長 細野 秀和 氏
当社では、創業以来の品質に対する想いを受け継ぎながら、サントリーグループ品質方針「All for the Quality」を制定し、全社員がこの品質方針にしたがって日々の仕事に取り組んでいます。
サントリーグループ全体の品質保証活動は、「品質保証委員会」を設置して、品質向上の取り組みの具現化を図っていますが、本ベーシックコース(以下、BC)は、品質教育の一環としてサントリーグループ各社の生産部門、研究部門約1000名を受講対象にしています。
35年以上前からのべ250名を超える方々に受講させていますが、毎年募集枠を上回る受講希望が寄せられ、“うれしい悩み”を抱えています。
BCのように、品質管理を体系的にまとめて学習できるセミナーは他にはなく、他業種の同じ立場の参加者と交流できる点も良いです。当社の場合、自動車や機械メーカー等ほどにはSQC手法を用いる環境に恵まれていないかもしれません。OJTでSQCの教育を維持していくのが難しい現状の裏返しとして、BCに継続して社員を派遣しています。カリキュラムは、品質管理のコアとなる要素は昔から変わらず、安心感があります。今後も、当社ではBCに継続して派遣していきたいと思っています。
(インタビューの全文をこちらからご覧いただけます)