TQM実践賞(革新賞)

TQM活動要素による効果

TQM活動要素による効果

【人手不足の解消、技術伝承】への取り組み
◎匠の技術、職人技を形式知化し、組織全体で活用していくことができることに加えて、業務を標準化し、そこからの改善により業務工数の削減、効率化につなげることができるようになります。
人や業務環境が変わっても、誰もが同じ品質のアウトプットを創出できるようになります。
また、限られた人数で業務を進めることができるようになり、人材不足にも対応できます。
業務を改善していくことによって、物価高騰に対しても耐え得るコストダウン等の対策が図れます。


【人材育成】への取り組み
◎品質管理能力の向上
TQM手法を実践し学ぶ過程で、社員の品質管理スキルや問題解決能力が向上します。
また、全従業員が自律的に改善を行なう組織風土の醸成も出来ます。

◎次世代リーダーの育成
部門横断的な活動を通じて、リーダーシップや組織運営能力が強化されます。

【経営成果向上】への取り組み
◎業務効率化と生産性向上
プロセス管理や業務改善を通じて、ムダを排除し、業務効率や生産性が高まります。
◎収益性向上とコスト削減
TQM活動により、品質不良やムダの低減、業務プロセスの最適化が進み、コスト競争力や収益性向上に寄与します。
◎重要品質問題の未然防止、再発防止
品質を担保するプロセスや仕組みの構築を通じて、会社経営に大きな影響を与えてしまうような重要品質問題を未然防止するとともに、確実に再発防止することができます。
◎顧客満足度の向上
製品やサービスの品質を継続的な改善で一定水準以上に保つことで、顧客からの信頼を得られます。

【販路拡大】への取り組み
◎思い付きで新商品を考えたり、一人のカリスマ経営者によるアイデアなど、人に依存するのではなく、組織としての新商品・新サービス開発のプロセスを構築することで、組織としての力を向上させ、社会のニーズ、顧客のニーズに適した新商品・新サービスを提供できるようになります。

【情報の収集・分析と知識の蓄積・活用、プロセス保証】への取り組み
◎業務の可視化と事実に基づく管理・改善(PDCA)の実践
集めるべきデータが何なのかが解かるようになると共に、収集されたデータを活用して、業務を可視化し、事実に基づく管理・改善ができるようになります。

◎「品質」を強みとした業務遂行により、顧客からの信頼を得ることができ、販路拡大へとつながる可能性が増すとともに、そのための品質保証の体制、顧客対応におけるデータの活用などが必然的に行なわれ、根拠のある対応が定着します。加えて、データ活用によって経営状況の可視化と意思決定のスピードアップにも繋がり、激変する経営環境に的確に対応できます。

【資金繰り、事業継承】への取り組み
◎方針管理により、社長の思い、考え、フィロソフィーを“会社の中長期経営方針・目標”というかたち(文書)にし、展開していくことで、代が変わろうとも薄れることなく、事業を継続していくための基礎が築けます。さらには、銀行からの融資を得るための事業計画策定とその説明にも大いに役立ちます。

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