
AI・IoT時代には、システム思考とレジリエントで安全(=セーフティ&セキュリティ)に!!<2020年02月17日>

AI(Artificial Intelligence:人工知能)やIoT (Internet of Things:モノのネットワーク)の発展は目覚ましく、人や社会の営みを大きく変革してきています。
AI・IoT時代には、人の生命・健康を守るセーフティとサイバー攻撃からシステムと利用者を守るセキュリティはますます重要です。
セーフティもセキュリティも日本語では安全と訳されますが、セーフティはハードウェア中心に、サイバーセキュリティはソフトウェア中心に取り入れられてきました。ハードウェアに大きな影響を与えるソフトウェアの安全性を実現するため、私が指導するソフトウェア品質研究会「セーフティ&セキュリティ」研究コースでも、システムを全体俯瞰でとらえるシステム思考アプローチであるSTAMP(Systems Theoretic Accident Model and Process)やしなやかな強さで安全性を実現し、回復させるレジリエンス・エンジニアリングなど、最近、注目されているシステム思考でレジエントな安全性分析技術に取り組んできました。
自動運転や医療機器システム、スマートシティなどAIとIoTを含んだミッションクリティカルなシステムの実装は安全性だけではなく、様々なソフトウェアの品質保証技術がカギを握ります。これからディープラーニングの進展により、技術者の誰もが機械学習によるAI技術をエンジニアリングし、システム構築をしていくことが時代の趨勢になってくるでしょう。機械学習の重要技術はソフトウェア品質技術者が得意とする統計です。5G のIoTシステムには新たなレビュー、テスト技術が必要になるはずです。
ソフトウェアの「品質」をターゲットとし、基礎的な学習から研究まで幅広い選択肢を提供するソフトウェア品質管理(SQiP)研究会は、AI・IoT時代のフロンティア技術者を産み出す人材交流の場です。
1つの会社だけでは、知りえない技術とそれを応用する力を得るために、ソフトウェア品質管理(SQiP)研究会で私たちと一緒に活動してみませんか?



金子 朋子 氏
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構
国立情報学研究所 特任准教授
㈱ NTT データで長年、システム開発や品質保証業務を実施。セキュリティ攻撃を受けて社会問題化したプロジェクトを経験したことで、社会人大学院で学び、セキュリティ要求と保証の研究で学位を取得。(独)情報処理推進機構(IPA)に在籍出向し、システム理論(STAMP)等の安全分析技術の普及展開に従事。現在は国立情報学研究所に在籍出向し、「AIシステムの安全性」をテーマに研究に取り組んでいる。昨年11月に「AI/IoTシステムのための安全性シンポジウム」をプログラム委員長として企画主催。子育てと仕事の両立に活かそうと社内にテレワーク制度を設立した経験をもち、日本テレワーク協会「テレワーク推進賞」優秀賞を受賞している。
博士(情報学、情報セキュリティ大学院大学)
日科技連SQiP研究会 セーフティ&セキュリティ分科会 主査
公認情報セキュリティ監査人(CAIS)
日本セキュリティマネジメント学会IoTリスク研究会幹事
電子情報通信学会知能ソフトウェア工学(KBSE)研究会分科会幹事補佐

