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ソフトウェア品質-『上達の“科学”』とは<2017年02月03日>

■上達の“科学”とは


以前に『上達の法則~効率のよい努力を科学する~』という本を読んだことがあります。
内容は、初級者→中級者→上級者とステップアップする方法について、科学的な裏づけを元に書かれています。ソフトウェア品質管理研究会(以下「SQiP研究会」)が目指す方向性と重なる部分がありますので、簡単にご紹介します。

初級者→中級者に進む上で大事なのは、「ワクワクする」「学習の場を決める」「自分の得意を見つける」ことです。自分が好きで得意な部分を見つけて、学習する場をきちんと設定すれば、おのずと中級へのステップが開けてくるということでしょう。
中級者→上級者では、「理論的思考を身に付ける」「精密に学ぶ」「達人の技に学ぶ」等が挙げられます。特に「達人の~」は、中級者を一歩抜け出し、上級者になるイメージを持つためにも重要です。
こうして上級者になると、初級者→中級者の延長線上ではない質的な違いが現れます。
スキルが完全に体に染み込むために「しばらく使わなくても忘れない」「応用が利く」などです。車の運転に例えると数ヶ月運転をしなくても忘れることはないとか、他人の車や初めての環境でもさほど苦にせず運転できてしまうという感覚でしょうか。

さて、ここからが本題です。品質技術を身に付けて業務に活かすには、このような上級者の域に達する必要があります。セミナーや勉強会ではできたのに、いざ会社で「どうやるんだっけ?」ではダメですし、演習問題と少し違うだけで歯が立たないようでは業務への適用はできません。
SQiP研究会は上記の各段階をサポートするコースを用意しています。初級者向けに「基礎コース」、中級者向けに「演習コース」、上級者を目指す人向けに「研究コース」「実践コース」があります。もちろん、この順番に受講しなければならない訳ではありません。
また、日本“科学”技術連盟ですから、各コースには「ワクワク~」「理論的思考を~」といった『上達の”科学“』をうまい具合に折り込んでいます。結果として、シンポジウム登壇などステップアップした研究員を数多く輩出してきました。
是非、参加のご検討を宜しくお願いします。

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Profile

      小池 利和 氏
ヤマハ株式会社
品質保証部 楽器品質保証G 主幹

SEPG、SQAとしてソフトウェアメトリクスの実践活用に従事後、現在は海外工場などで統計的品質管理を指導。著書に 『データ指向のソフトウェア品質マネジメント』(2013年日経品質管理文献賞受賞)、『ソフトウェアメトリクス統計分析入門』。社外活動として、日科技連ソフトウェア品質管理研究会運営委員会委員長、同研究会メトリクス演習コース主査、SQiP運営委員、データ分析勉強会主催など。

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