事業紹介Business

日科技連は、1946年の創設以来、国内の産業界の製品・サービスの競争力向上に貢献することを目的として、「品質管理（QC）」の考え方や手法の普及に取り組んできました。

取り組みの内容は、時代の環境やニーズに対応して進化してきました。現在は、「教育・研修・研究会」、「大会・シンポジウム・フォーラム」、「検定・資格」、「賞・表彰」、「QCサークル活動」、「ISO認証」、「国際活動」、「広報活動」という8つの分野で活発に事業を展開しています。

日科技連の8つの事業

品質経営を支える人材を育成するためのさまざまな教育・研修事業、研究会を開催しています。近年は、ライブ配信セミナー、オンデマンド配信セミナーなど新しいサービス提供手法にも積極的に取り組んでいます。

品質経営を様々な視点から議論いただく大会・シンポジウムを開催しています。他社・他の業界の方々との情報交流の場として、また、新しい手法を発表し、学ぶ場として高い評価をいただいています。

企業・組織で品質の実務を担う方々のための検定や資格制度を設けて、知識やスキルの向上を客観的に把握できるようにしています。また、それぞれの検定・資格をサポートする教育・研修サービスも充実しています。

1951年に創設されたデミング賞、日科技連の創立50周年にあたる2000年に創設された日本品質奨励賞をはじめ様々な賞・表彰制度を設けております。これらの賞に挑戦することにより、組織体質の強化を図ることができます。

1962年4月に現場における品質管理の普及を目的とした雑誌『現場とQC』（現在の『QCサークル』）誌を発刊。また、全国の様々な企業・団体で結成されたQCサークルの活動を支援するQCサークル本部の設置、QCサークル全国大会の開催など様々な活動を展開しています。

日科技連では、これまで培われた経験と実績をもとに、組織のマネジメントシステムの構築をお手伝いしています。「ISO審査登録センター」は、1995年の初回認定取得以降、数多くの企業・団体のISO認証を行い、認証組織の成長に貢献してきました。

1950年に米国からデミング博士を招聘したことに始まり、海外への視察チームの派遣や海外からの訪日研修団の受け入れ、また、国際TQMセミナー、品質国際会議や国際QCサークル大会の開催など、品質管理に関わる人々との交流、世界における品質管理の普及と発展に寄与しています。

月刊誌『QCサークル』は品質管理の現場で活動するリーダー・推進者にQCに関するナレッジや事例を提供しています。また、日科技連賛助会員のみなさまには会員特典として機関誌『クオリティ・クラブ』の制作・発行し、専門家へのインタビュー、シリーズ記事など有益な情報を提供しています。