IE・VE・コストダウンIE・VE・Cost Down
IEとVEの狙い
IE(生産工学)とVE(価値工学)は、QCと並んでものづく りを支えてきた管理技術です。 VEは製品のコストダウン、IEは作業のムダ排除、そ してQCは製品の品質向上に貢献するという関係にあります。
IEによる無駄の排除
モノづくりの現場では日々多種多様な問題が発生します。現場のモノづくりのレベルを継続して向上するためには、実践的な改善のスキルが必要です。
“モノ”と“人”の動きに着眼することで、様々な“ムダ”を発見し、その排除の方法からさらにモノの流れの設計につなげていくことが基本的な流れですが、それを着実に推進するためには現場のモチベーションを高めていくマネジメントも大切です。
IEとQCはどちらもモノづくりの現場との関わりが深く、それぞれの取り組みを統合して品質改善と生産性改善をともに強化していくことが可能です。特に工程全体に直接的にアプローチするIE手法は、「品質を工程でつくり込む」「後工程はお客様」というQCの取り組みを補強することに役立ちます。
VEによるコストダウン
VEは目的追求型で改善を行うツールの1つです。対象となる製品・サービスの価値(バリュー)を上げようとする時、その製品(サービス)の「機能」と「コスト」に着目し、最適なコストで、必要な機能を確実に達成させる施策を生み出す創造的な方法です。
VE には「機能定義」「機能評価」「代替案作成」という基本手順があり、それを着実に実施できるように実践的なテクニックを習得し、適用していくことが重要です。
日科技連は、様々な企業のQC活動に関わり、IE,VEについての悩みにも応えてまいりました。IE・VEのセミナーでは、手法論に止まらず様々なモノづくりの現場に役立つ実践的なノウハウの提供に強みがあります。
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