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ソフトウェア品質管理研究会
参加者・派遣窓口の声

(順不同、社名は参加時のものを記載)

区分 氏名 会社名・所属
参加者 TIS株式会社 品質革新本部 サービス品質革新室 チーフ
参加者 株式会社デンソークリエイト 生産革新部 DX推進室 シニアエンジニア
参加者 株式会社東光高岳 電力プラント事業本部電力システム製造部保護制御装置設計グループ
参加者 株式会社オージス総研 計画部QU推進チーム
派遣者 TIS株式会社 品質革新本部 品質マネジメント革新部 エキスパート
派遣者 株式会社アイシン 電子品質部 第1設計品質推進室 第1グループ
参加者 株式会社AGEST QA事業本部第1テストエンジニアリング部 リーダー
派遣者 株式会社feat 技術部 部長
参加者 三菱電機株式会社 設計システム技術センター ソフトウェア技術推進部 専任
派遣者 コニカミノルタ株式会社 品質本部新規事業品質保証部 グループリーダー(課長)
派遣者 (株)デンソーウェーブ 品質保証部 品質解析室 室長
派遣者 株式会社ノーリツ 制御ソフトウェア開発部第1開発室第3グループ グループリーダー
参加者 ブラザー工業株式会社 開発センター ソフト技術開発部 プロフェッショナル・エンジニア
参加者 住友重機械工業株式会社 経営品質本部 製品品質管理グループ 主査
派遣者 パナソニックITS株式会社 Qualis Grp. 部長
参加者 株式会社feat 技術部 エデュケーションファシリテーター
派遣者 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 プラットフォームサービス本部 主査
参加者 株式会社東芝 技術企画部 ソフトウェア技術センター 主務
派遣者 ソーバル株式会社 クオリティアナリシス部 チーフエンジニア
参加者 オムロン株式会社 検査システム事業部 開発部 主査
派遣者 エプソンアヴァシス株式会社 事業推進4部 部長
派遣者 (株)日立ソリューションズ・クリエイト 品質保証本部 部長
参加者 株式会社ディー・エヌ・エー 品質管理部
参加者 GEヘルスケア・ジャパン(株) 技術本部CT技術部 Staff Software Engineer
参加者 (株)デンソークリエイト 事業推進部 チーフマネージャ
参加者 (株)デンソー サーマルエレクトロニクス開発部 担当係長
派遣者 キヤノン(株) 医療機器事業部 医療機器品質保証センター 
医療機器品質管理部 医療機器システム評価室 ソフトウェア品質保証担当主幹
参加者 ソニー(株) デバイスソリューション事業本部 品質信頼性部門 品質企画部
参加者 (株)インテック SI事業本部 MCIソリューション部
参加者 テックスエンジソリューションズ(株) ソリューション第1事業部
ソリューション第3部 マネージャー
参加者 キヤノンファインテック(株) 品質・環境本部設計品質保証第二部 品質評価24課
参加者 アンリツ(株) R&D統轄本部 第2商品開発部 主任
参加者 (株)エスイーシー 情報通信事業本部 札幌システム事業部 テクニカルマネージャー
参加者 東京海上日動システムズ(株) オープン共通基盤部
参加者 (株)インテック ビジネスソリューション開発部 リーダー
参加者 (株)エフネット 第3部
参加者 富士通九州ネットワークテクノロジーズ(株) 第三開発統括部第一開発部
参加者 アイシン・コムクルーズ(株) 品質部
参加者 オムロン(株)
参加者 (株)野村総合研究所 流通システム開発室 GM
参加者 関電システムソリューションズ(株) 関電グループビジネス事業本部
参加者 TIS株式会社 中部産業システム第3部 主任
参加者 (株)神戸製鋼所 機械事業部門 開発センター
参加者 (株)インテックSI事業本部 MCIソリューション部
参加者 アンリツエンジニアリング(株) プロトコルシステム技術部
参加者 MHIエアロスペースシステムズ(株) 品質保証グループ
参加者 (株)ユニケソフトウェアリサーチ MHCネットワーク事業部 商品開発部
参加者 TIS(株)生産技術部
参加者 (株) 日立システムアンドサービス 品質保証部
参加者 ヤマハ(株) PA・DMI事業部
派遣窓口 (株)ニコンシステム第1本部 品質保証部 部長
派遣窓口 (株)インテック 技術部 部長
派遣窓口 TIS(株) コーポレート本部 品質保証部 エキスパート
派遣窓口 (株)リンクレア 統合技術推進本部 部長

参加者多田 麻沙子 さん

TIS株式会社 品質革新本部 サービス品質革新室 チーフ

『SQiP研究会は、自分の新しい扉を開いてくれる価値のある唯一の場所』

参加のきっかけは、SQiP研究会にも人工知能(AI)のコースがあったことでした。
当時、AI活用が世間で話題となっており、是非習得したい技能だと考え、業務に直接関係がない分野であることに後ろめたく思いつつ、上司に背中を押され参加しました。
未経験のため、不安の中で始まりましたが、講師の方は前提知識のない私に優しくわかりやすく基礎や、研究テーマとなりえる分野等をお教えいただき、最終的には、業務課題に紐づけたテーマを設定し、寄り添って論文指導頂き、論文作成できました。
現在は、昨年度の研究会での活動の延長で、実業務に生かし、業務効率化を目標に取り組む予定です。
SQiP研究会で、私は新しい扉を開けれたように思えます。活動は大変でしたが、経験する価値がある、と検討されている方に是非お伝えしたいです。

参加者池永 直樹 さん

株式会社デンソークリエイト 生産革新部 DX推進室 シニアエンジニア

『異文化交流による成長:SQiP研究会で広がる視野と新たな知見』

これまで他のコミュニティで同業界の他社の方々と交流する機会はありましたが、更に視野を広げ、知見を得るためには他業界の方々との異文化交流も必要だと考え、今回SQiP研究会に参加することにしました。私はSEPGを担当していることもあり、研究コース1「ソフトウェアプロセス評価・改善」を選びました。
研究会では業務上の課題を取り上げて研究することができ、非常に実践的でした。業界や経験も異なる参加者と一緒に研究を進められたことは、様々な事例を知れ、発見もあり、とても視野が広がるものでした。また、経験豊富な指導講師からアドバイスを頂くこともでき、新たな知見もたくさん得ることができました。研究成果を早速業務で活用していますが、何より自身のスキルアップが今後の業務に対する最大のインプットになると感じています。
また、研究会後には毎回指導講師と参加者で食事に行き、リラックスした雰囲気の中で親睦を深められたのも良かった点です。
あっという間に過ぎていった一年でしたが、SQiP研究会は仲間とともに成長できる非常に優れた場でした。

参加者上原 隆広 さん

株式会社東光高岳 電力プラント事業本部電力システム製造部保護制御装置設計グループ

『チャレンジと成長ができる場所!』

私がこの研究会に参加した理由は、常に新しい知識を求めるという自身の好奇心と会社のソフトウェア品質を向上させたいという思いからでした。参加した基礎コースではその名のとおりテストやレビューなどの様々な基礎について学ぶだけでなく、普段交流する機会が少ない様々な背景を持つ人々とディスカッションすることができました。例えばレビュー技法の講義では演習を通して学ぶことで深く理解ができ、ほかの参加者とのディスカッションを通じて他社の状況も知ることができました。基礎的な知識を身につけることが今後の土台となり、様々な人との議論を通じて視野が広がり、新たなアプローチ方法やアイデアを得ることができました。また、成果発表会での発表は私にとってのチャレンジでした。様々な会社の人の前での発表はこれまでに経験したことがなく、この経験は自身のプレゼンテーションスキルの向上だけでなく、自信を高める貴重なものとなりました。以上のことからSQiP研究会への参加は、新しいことにチャレンジすることと自身の成長に非常に有効であると感じました。自分を変える機会を求めるなら、ぜひ一歩を踏み出してみてください。

参加者芳沢 圭一 さん

株式会社オージス総研 計画部QU推進チーム

『社外に目を向けることで、社内施策を推進しやすくなりました!』

社内でソフトウェア品質向上活動を推進する立場として、必要な情報収集のためになればと参加したのがきっかけでしたが、本研究会に参加することによるメリットはそれだけではありませんでした。
年間を通じて行われる研究活動でたっぷりと時間を取って交わされるコミュニケーションは、一般的なセミナーやイベントなどでの情報交換では得られないものがあります。
まず、社外メンバーとの忌憚のないディスカッションや、主査からの最新情報のレクチャーにより、品質向上活動において自社の優れている面と残念な面の両方を認識し、自社の施策を客観的に評価することができました。
そして、メンバーがともに課題を共有しあい、様々な視点で課題解決の方向性を探るプロセスの中では、非常に多くの気付きを得ることができました。
また、そこで生まれた成果を「論文」という形にまとめ上げ、一般に公開し評価されることで、これまで以上に自信をもって社内の品質向上活動の施策立案や推進ができるようになりました。
やはり、社内だけでなく社外にも目を向けて刺激を受けることは非常に大切で、本研究会は、そういった要望に十分応えてくれる場だと思います。

派遣者池田 敏昭 さん

TIS株式会社 品質革新本部 品質マネジメント革新部 エキスパート

『ソフトウェア品質のプロへの武者修行の場』

私たちが所属する部門は会社全体の品質マネジメントシステム(QMS)を整備展開しており、ソフトウェア品質についての深い見識や広い視野が求められます。
最近は現場から新たなメンバーを迎えることも多く、全社をリードできるソフトウェア品質のプロの早期育成が課題の1つです。
これまでもSQiP研究会にはメンバーの学びと成長の場として継続的に派遣してきましたが、このような新メンバーにとっては本研究会に参加することで、さまざまなテーマで品質について1年を通して真正面から考える良い機会になります。
また社外のさまざまな方との交流によって他社でも同じような課題を持っていることに共感したり、あるいは優れた取り組みに触れることができ、品質に対する知見を深めその後の業務でも活躍できる人材として大きく成長しています。
このように基礎を学ぶことも、新しい考え方に触れたりすることもできるSQiP研究会は、一般的な研修では得られない活きた情報に触れながら成長できる絶好の場だと感じています。
今後も品質のプロを目指す者の「武者修行の場」として継続して派遣していきたいと考えています。

派遣者黒柳 元 さん

株式会社アイシン 電子品質部 第1設計品質推進室 第1グループ

『様々な知見/経験を有したメンバーとの交流を通じて、成長を後押ししてくれる場所』

ソフトウェア品質を良くするための活動の1つとして、データに基づいたプロセス改善や未然防止活動に取り組んでいましたが、なかなか成果に繋げることが出来ない状況でした。そのような中で、社外の知見をもっと取り入れ、より良い活動としていくことを目的に、研究会(ソフトウェアメトリクス)への派遣を決めました。 研究会では、その分野のエキスパート及び異業種のメンバーからアドバイスをいただいたり、意見交換をすることができます。その為、社内の関係者とは異なった観点で検討することができ、新たな学びや気づきを得ることができ、とても有意義な活動にすることができました。 また、研究会に参加する中で、参加者自信が、自主的に「学び」「計画・提案」するような行動も増え、成長を感じることが出来ました。このあたりは、単発の研修ではなく、課題をもって継続的に取り組む研究会ならではのメリットだと思います。 今後は、組織の「学ぶ風土づくり」「成長の後押し」の1つとして、研究会を上手く活用していければと考えています。

参加者飯沼 真一 さん

株式会社AGEST QA事業本部第1テストエンジニアリング部 リーダー

『同じような悩みを抱えた仲間達との出会いと集いから業界課題を自律的に解決へと導く』

SQiP研究会にはこれまで4年間お世話になりました。最初に参加したきっかけは上司に肩を叩かれたことでした。それからHPで多様な研究コースがあることを知り、その中でも興味を持った「欠陥エンジニアリング」というコースで参加経験がある先輩にお話しを伺いました。そのときの先輩の熱意にも惹かれたのですが、残念ながら私が参加する年から「欠陥エンジニアリング」はなかったので、どのコースにするかは参加するかどうかも含めてとても悩みました。それを上司に相談すると「自分がやりたいことやればいいよ。」だけでした。もともと数学が好きなこともあってHAYST法に興味を持ち「ソフトウェアテストコース」に決めました。参加するにあたって期待していたことは、これまで培ってきた知見や経験を真っ当な知識にすべて置き換えることで、1年目はとにかくソフトウェアテストについて奥深く勉強して話についていくだけでも精一杯な状態でした。2年間は研究コースで優秀な人達に囲まれてとても充実した日々でしたが、3年目からは自分の力で課題解決できるようになることを期待して、実践コースに参加しました。いつのまにか自分で活路が開けるようになっていたことが参加してよかったことです。ただナレッジがあっても現場に解決策をうまく浸透させることが難しいという側面があると思います。私の現場への活かし方ですが、得られたナレッジをさらに特定非営利活動法人(NPO法人)ソフトウェアテスト技術振興協会が主催するテスト設計コンテスト(通称:テスコン)というイベントの中で活用を続けています。これに職場の仲間と一緒に参加することができればナレッジを深く浸透させていくことは容易になるからです。研究会参加を検討している方はテスコンに限らず、SQiP研究会に持ち込んだ課題をちゃんと現場に持ち帰る方法まで考えてみてください。そこにきっと活路があるはずだからです。

派遣者中島 要 さん

株式会社feat 技術部 部長

『品質保証に関してのモチベーションが上がる研究会』

当社は設立当初より、ソフトウェアの第三者検証をメインの事業としていますが、お客様先常駐での業務が多く、品質技術についてはどうしても現場に依存しがちでした。
会社として知識を資産化しなければならないと考え、2017年にSQiP研究会へ参加したのがきっかけです。
SQiP研究会には様々なテーマを扱う分科会が用意されていますので、あらゆる角度からの研究とナレッジ蓄積を期待していました。
事業形態上、パイロットプロジェクトを作ることは簡単ではありませんでしたが、各研究員および社内関係者協力のもと、今日に至るまで足掛け6年ほど毎年数名ずつ研究員を派遣させて頂いております。
研究の成果が社内ナレッジに還元されたり、業界動向・他社様の考えを伺うことができた点など、多くの収穫がありましたが、何より、派遣した研究員が嬉しそうな顔をして、研究会で得た新しい情報を話してくれる姿は「派遣して良かった」と思える瞬間です。
社員のモチベーションが上がっているんです。
品質に関して少しでも悩みのある方々、是非SQiP研究会への参加を検討してみてください。

参加者伊藤 弘毅 さん

三菱電機株式会社 設計システム技術センター ソフトウェア技術推進部 専任

『研究会で知識と活動の幅を広げることができました!』

活動を通じて何か自社の開発に役立つ技術を身につけたい、社外の人と交流して世の中の動向や悩みを共有したいと思い、研究会に参加しました。SQiP研究会は、経験豊富で一流の主査の方々が指導され、様々な企業の方々が参加されるとても有益な場であると思っています。
私の所属した研究コース「人工知能とソフトウェア品質」では、各自で取り組む課題を決めるスタイルだったので、自分がやってみたいと思っていたトピックについて、とことん取り組むことができました。主査の方々との議論の中で、課題の解決に役立つ新しいアプローチを紹介していただき、一年でしっかりと実践できるようになりました。また、社外の方と議論したり雑談したりするのも興味深く、とても楽しい時間を過ごせました。
研究会でまとめた論文の内容は、報告会とは別にシンポジウムでも発表することを予定しています。私自身、今回の参加をきっかけに知識と活動の幅の広がっていくのを感じています。SQiP研究会は得られる知見の点でも人とのつながりの点でも、新しい世界へ踏み出す第一歩を与えてくれたと思います。

派遣者奥山 奥士 さん

コニカミノルタ株式会社 品質本部新規事業品質保証部 グループリーダー(課長)

『広い視座で学ぶことの大切さ』

私達のグループは、サービスビジネスに関わる品質保証を全社に展開するチャレンジングな業務に携わっています。このことから、若手メンバー、異動してきたメンバーには新たな品質保証活動の土台を作るため、毎年SQiP研究会に参加させていただいています。今年度は、AIの品質保証を行っている若手メンバー「研究コース5、人工知能とソフトウエア品質」、顧客価値検証活動を行うために異動してきたメンバーには「演習コース3、UX」に参加してもらいました。日々の業務では、どうしても会社独自のルールに縛られ、変革を起こすことに後ろ向きになりがちですが、SQiP研究会を通じて、多くの専門家の方や同じ悩みをもつ仲間と学ぶことで多くの気づきが得られたと感じています。最後にまとめた論文については、品質保証に関わる多くのメンバーに紹介し、 研究会で得た学びが多くのメンバーの学びにつながっています。
今後も、積極的に活動に参加してもらえるような風土を作っていきたいと考えています。

派遣者小柳 雅義 さん

(株)デンソーウェーブ 品質保証部 品質解析室 室長

『自律型人材へアップデート出来る場です』

私自身が第36年度に参加し、品質管理/品質解析一筋でソフトウェア開発未経験の身でありながら、参加者や講師の方々との議論を通じて、ソフトウェア品質の基礎を学ぶことが出来ました。参加者には、私自身の成長体験を共有したいという想いと、社外参加者との交流を通じた幅広い視野の獲得による成長を期待しております。今回派遣したメンバーも、私と同様ソフトウェア未経験者でしたが、SQiP研究会の基礎コース代表として、年度末の成果報告会で発表者を務めたり、社内のソフトウェア品質W/G内においても、自ら進んで研究会での成果を共有するなど 期待を超える成長をしてくれました。
来年以降も、人材育成の場として、参加者派遣を前向きに検討していきたいと考えております。

派遣者中嶋 良秀 さん

株式会社ノーリツ 制御ソフトウェア開発部第1開発室第3グループ グループリーダー

『やる気の芽に、そっとひと押し、「ソフトウェア品質技術者」が育つ場所』

弊社では、2002年から3年間、故・清水吉男さんに、派生開発を教えていただきました。
それから約10年後、私は、派生開発において、品質をもっと良くしたいと思い、当時の上司にSQiP研究会への参加を、頼みました。
その参加初日、清水さんと再会した時、「やっと来たね」と言われたのが、今でも忘れられません。
それから10年近く、SQiP研究会に関わりました。すると、取り入れると効果が高いものか、そうでないか、ある程度見分けがつくようになってきたので、後進を育成する意味を込めて、参画したいメンバーを社内で募ることにしました。
一方、派遣するにあたり、大事なことは、本人が問題意識を持っていることです。問題意識があれば、その問題を克服した状態を考えることができます。さらに、その状態まで到達するために、手を動かしたり、社外のメンバーと円滑なコミュニケーションをとったりすることで、実のあるアウトプットが出せます。
今後も、問題意識をもった担当者がきっと現れます。派遣される上司の方は、その担当者の背中をそっと押してあげてください。一年後に、ソフトウェア品質技術者としてだけでなく、組織もレベルアップしているでしょう!

参考:清水 吉男 氏 提唱の「XDDP」をセミナーで開催中!
実践!派生開発プロセス(XDDP)セミナー

参加者柳原 靖司 さん

ブラザー工業株式会社 開発センター ソフト技術開発部 プロフェッショナル・エンジニア

『多様な考え方に触れ、自らの成長を促す環境として最適です』

ソフトウェア開発の複雑度が高まる中で、設計段階での品質作りこみをどのように行えばよいか?そのような課題を持つ社外の方々と接点を持ち、社内には無い知見を獲得する目的でSQiPへ参加しました。研究コース5「要求と仕様のエンジニアリング」、「人工知能とソフトウェア品質」では、Fintechシステム、自動運転システム等をケーススタディとして、とことん議論しながら研究課題に取り組みましたが、自らの変化として視点の持ち方が豊かになったと思います。現在は、研究活動で利用していたSTAMP/STPAと呼ばれるシステム思考の安全解析手法を開発の現場で活用しています。SQiPの研究コースの活動は大変ではありますが、自らの成長を促すうえで格好の環境であるので、ご関心のある方は、ぜひ参加をご検討ください。

参加者根本 幸大 さん

住友重機械工業株式会社 経営品質本部 製品品質管理グループ 主査

『ソフトウェアの品質はここで学べ!』

私はソフトウェアの業務はほとんど従事しておらず、今までもこの領域に携わったことはありません。しかしながら、製造業界及び社内はDX化への取り組みが活況していくと共に、品質の必要性も問われるのでないか?と危機感を覚え、未知の領域に踏み込む足掛かりとして参加しました。

講義内容はソフトウェア品質とは?日常の管理方法は??の当たり前の事から最新のソフトウェア技術の動向など幅が広く、また多種多様のメンバーがいるため他社の動向、考え等々数多くの学びが得られ、自社へ持ち帰り、良いところを積極的に取りいれ業務改善に繋げることが出来ています。

「ソフトウェアの品質って何?」「他の会社は何をやっているの??」「勉強したいけど、どこで学べばいいの?」という悩みはこの研究会が完全に払拭してくれました。“一生のトモ、ここにあり!”は本物でした。絶好の機会を頂き有難うございました。

派遣者高田 慎治 さん

パナソニックITS株式会社 Qualis Grp. 部長

『学ぶ組織を実践するリーダーが育つ』

日々の業務が結果的に品質に繋がっていないという悩みから、品質に取り組むこと自体に変化を起こさなければならないと考えているところに、SQiP研究会に出会いました。SQiP研究会は、多彩な研究テーマをそれぞれ専門の有識者が支えられており、現場の課題や悩みに対して新しい視点で気づきを得られるという期待をもって飛び込みました。
1年を通じた活動で社外の方と議論し、刺激を受け、論文としてアウトプットすることで、技術者として1段成長を感じる結果となりました。さらに、研究会で得た内容を社内共有し、若手が若手を育成する循環が生まれています。品質取組に変化を起こしたいと悩まれている方におすすめでございます!

参加者岡内 佑樹 さん

株式会社feat 技術部 エデュケーションファシリテーター

『オンラインでも「研究出来る!?」が「出来た!」に』

36年度(2020年)では研究コース3「ソフトウェアテスト」に参加しました。私自身としても初めての論文作成、そのうえオンラインで!?不安はさまざまあったのですが、それでも新しい経験を求めて参加を決意しました。その結果、論文は優秀賞を頂ける結果となり、大成功でした!得られたことを簡単に大きく2つご紹介します。

  • 業界経験豊富な主査・副主査・アドバイザーの皆様からのアドバイス
    自分一人では決して経験が出来ないような実業務で得られた知見を教えて頂き、論文作成についての具体的な流れ、テーマや進め方についてもご意見を頂けました。指導より支援というより近い表現ですね。研究活動の主体はあくまで研究員、ただ進める上でどうしても煮詰まってしまった時に、優しく手を差し伸べて頂けました。
  • 自組織以外のさまざまな立場の研究員との交流
    時には厳しくも本質を突く講師陣の皆様からのフィードバックを、研究員全員で取り組みました。最後まで対面で会う機会は残念ながらありませんでしたが、オンラインであっても議論は白熱し、連日夜遅くまで活動を行うこともありました。その分深い繋がりを持て、最後まで全員でゴール(論文完成、発表)まで走りきれたことは貴重な経験になりました。

参加をご検討されている方で「オフラインじゃないと研究活動は無理じゃないかな?」と少し不安になられている方もいらっしゃると思いますが、適切な課題と期間、活動をバックアップする講師陣やスタッフの皆様が在籍されるSQiP研究会では、十分な研究活動、キャリアアップが出来ますよ!

派遣者小山 千明 さん

エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 プラットフォームサービス本部 主査

『ソフトウェア品質管理のスキル向上に、他では得られない貴重な機会』

弊社では2019年より毎年、複数名の社員を派遣させて頂いております。
近年、弊社が提供するサービスではソフトウェア技術を利用するものが主流となり、ソフトウェア開発における品質管理ができる人材が不可欠となっています。
SQiP研究会は基礎からハイレベルな内容まで多彩なコースがあり、品質管理に必要なスキルを有する人材の育成にふさわしい場であると考え、社員に参加を勧めています。
参加した社員からは「1年を通じた活動でソフトウェアの品質管理を体系的に学ぶことができた」、「各領域の有識者による講義や他企業からの参加者との共同研究・議論から視野が広がり、新たな知見を得られ、スキル向上につながった」という多くのコメントをもらっています。
また、社員がここで得た知見は職場で共有・活用されて社内に展開されています。
参加した社員には更にお客様に満足頂けるサービスの開発提供のため、核要員として活躍を期待しています。

参加者夏目 珠規子 さん

株式会社東芝 技術企画部 ソフトウェア技術センター 主務

『会社の壁を越え、同じ課題に向き合う仲間ができた!!』

同僚が本研究会に参加し、社外の方との議論を通じて刺激を受けている姿を見て、参加の機会を狙っていました。ついにチャンスが巡ってきたため、業務と関連がある「アジャイルと品質」のコースに参加しました。
研究会では、課題に対して、時に共感し、時に意見をぶつけ合うことで、解決に向けたヒントをもらい、業務を進める上での自信につながったと思います。また、研究会メンバからの全く違う角度からの意見や主査の方々の豊富な経験や知見に基づくアドバイスは、課題の本質を見つめ、じっくりと考える良い機会となりました。参加当初は、最終成果物として論文を執筆することに多少の不安を覚えていましたが、頭の中を整理し、チームで一つのものを作り上げるという経験はとても貴重だったと感じています。社内に展開していく上でも、「論文」という形としてまとまったものがあることは大きいと思います。
日々の業務に追われ、モヤモヤとした課題をお持ちの方に、本研究会はぜひおすすめです。じっくり腰を据えて課題と向き合うことができます。私自身は、今後も研究会で得た知見やつながりを糧とし、検討した結果を業務にフィードバックしていきたいと思います。

派遣者湯川 健 さん

ソーバル株式会社 クオリティアナリシス部 チーフエンジニア

『SQiP研究会は、メンバーの自律的な成長を後押しする』

当社では2012年度より、社内をリードする品質技術者の育成を目的としてSQiP研究会に参加しています。私自身も過去2年間、研究員として参加し、自身の体験を持ってメンバーに本研究会を勧めています。
「研究活動の厳しさや達成感」、「他の研究員、講師との濃密な議論」、「技術的な成長」。
これらは、過去の参加メンバーらが共通して発する、参加のメリットです。
短期間の研修では得られない参加のメリットは、日頃の業務で課題を抱え、悩んでいるメンバーが研究会へ参加する際の後押しになっていると感じます。
また、一年間の研究活動を終えたメンバーの多くが、社外の様々なコミュニティに自ら飛び込み、成長の機会を増やしながら、社内の品質技術をリードし、メンバー育成にも貢献してくれています。
SQiP研究会は、メンバーの自律的な成長を後押しする最適な活動だと捉えています。

参加者吉田 邦雄 さん

オムロン株式会社 検査システム事業部 開発部 主査

『ソフトウェアエンジニアとしてのステージアップ実現の場として、SQiP研究会が活用できます!』

業務で携わるシステムのソフトウェア品質課題を感じ、何か漫然した解決策を求めてSQiP研究会に参加したのがきっかけでした。活動を終えて振り返ってみると得られたのは単なる知識や解決策ではなく、社外技術者との繋がりと、自覚できる自分自身の成長でした。
昨年の活動終了後、研究会で得た知見を自社に持ち帰って実業務に適用し、そこで得た新たな知見を弊社が発刊する技術論文集に投稿、掲載することができました。これまで技術論文なんて自分には到底書けるものではないと思っていました。しかし、SQiP研究会で論文執筆の経験したことが、自社論文集に投稿する動機となったことは間違いありません。
これまで自身の活動ステージが社内に閉じられていたものが、SQiP研究会の活動を機に社外広がり、ステージが一段上がったことを実感しています。ソフトウェアエンジニアとして一歩踏み出したい方には、ぜひSQiP研究会を活用していただきたいと思います。

派遣者中嶌 洋一 さん

エプソンアヴァシス株式会社 事業推進4部 部長

『ソフトウェア品質のプロフェッショナル育成に最適です。』

「素早く作れて、しかも高品質」を求められるソフトウェアの世界で、開発の進化に対しソフトウェア品質管理がどう追従/先回りすべきか悩んでいたところ、本研究会を見つけました。
内容を伺ううちに、解決に向けたヒントが得られる可能性を感じました。しかしそれ以上に、同じ悩みを抱える仲間と課題解決に向け協働すること、またその過程で広く業界を知ることが、会社の垣根を超えた人脈の形成、エンジニアとしての深みに繋がるであろうと感じ、派遣に至りました。
研究会への派遣開始から1年が経ち、論文の共同執筆を終えた彼は現在、研究会での活動実績を武器に品質管理チームリーダーとして活躍しはじめています。
多様な意見、考え方に触れることで、社内だけでは得難い多くの刺激を受けることができるのは、本研究会の大きな魅力です。また、環境変化に即した研究テーマがありますので、ソフトウェア品質の最新動向を自社に取り込むにあたっても非常に良い場です。

派遣者桂 善郎 さん

(株)日立ソリューションズ・クリエイト 品質保証本部 部長

『SQiP研究会は品質保証スキルアップにもってこいの舞台です』

私どもは2018年度からSQiP研究会に参画しています。他の企業様に比べて、まだ日も浅いなか研究員を送り出す立場として、「一年を通して成果を上げてくれるか」、「途中でリタイヤしないか」などの不安がありました。しかし、年度末の成果発表や執筆した論文から、派遣した研究員の品質保証スキルが大きく向上したことを強く感じました。これも研究テーマに対して成果を上げるまでのプロセスの中で他の企業様のメンバーと共通のゴールに向けて苦楽をともに活動した結果と考えます。一年を終えて帰ってきた我が研究員の晴れ晴れとした姿は、次に研究員として参画する社員に勇気と力を与えていくものと確信しています。

参加者柏倉 直樹 さん

株式会社ディー・エヌ・エー 品質管理部

※ 35年度(2019年度)参加 実践コース「品質技術の実践」

『本質的な課題とその解決策を見つけることができる』

研究テーマの選定から成果発表までの全ての工程を自分自身で進める経験をしたいと思い実践コースに参加しました。以前から社内でワーキンググループに参加し、取り組みの成果を社外シンポジウムで発表するなどしていました。そろそろワーキンググループをリードできるようになりたいと思っていた際、「SQiP研究会の実践コースならテーマ選定から成果発表までをじっくり経験することができるため、ワーキンググループをリードするヒントが得られるかもしれない」と、職場の同僚に勧められたことがきっかけで参加を決めました。

実践コースでは解決したいことや自分のやりたいことを持ち寄り、指導陣とのディスカッションを通じて課題の深堀、解決策の選定、成果を論文にまとめる、という一連の流れを経験でき、十分に参加の目的を果たすことができました。

特に有益だったことは、指導陣の豊かな経験と知識、広い視野をもってフィードバックをいただけるため、自分が問題・課題と思っていたことが実は本質的な問題・課題ではなかったことに気付けたことです。おかげでより効果的・効率的な解決策を選定することができました。また、安易に解決策を決めず、本当の課題は何かを徹底的に検討してから解決策を検討するマインドを身につけることができました。

研究会を通じて得られたものは多いですが、あえて3つにまとめるとすれば以下の3点と思います。

  • 論文というツールを使って、自分のやりたいことを明確にし、それを実現する最善の方法を様々な切り口から検討し、組織の課題解決に結びつける
  • その過程を通じて、より深く多面的に思考する力を身につけ、品質向上に関わる知識や技術を学び、他者にわかりやすく説得力を持って物事を伝える訓練をつむことができる
  • 最終的なアウトプット(論文)は社外に向けて公開され、個人的にも会社的にもプレゼンスが向上する

参加者西澤 賢一 さん

GEヘルスケア・ジャパン(株) 技術本部CT技術部 Staff Software Engineer

※ 34年度(2018年度)参加 演習コース「セーフティ&セキュリティ」
※ 32年度(2016年度)参加 研究コース「ソフトウェアレビュー」
※ 31年度(2015年度)参加 研究コース「派生開発」

『巨人の肩の上に立つ ~自己流からの脱却~』

「巨人の肩の上に立つ」。初めて参加したSQiP研究会の分科会で主査が語られた印象に残っている言葉です。
開発の最終フェーズで見つかる問題、このためにリリースが遅れることがあり、何とか解決をと考えていましたが、なかなかうまくいっていませんでした。そんな中、以前参加していた先輩からSQiP研究会を紹介していただきました。
一年目は「研究コース: 派生開発」に参加。初めての参加で不安がいっぱいでしたが、頼りになる主査の方々、同じ悩みを持った研究員がいました。議論を通して、自分が解決したい問題を明確にすることができ、論文作成の枠組みを用いての問題解決の方法を学ぶことができました。今まで自己流で進めていたことを認識した機会でした。また、自身が解決できずにいた問題の一つを研究会の先輩たちが解決し論文にまとめられていました。私たちのグループではさらに一歩踏み込んで、派生開発とユーザビリティに関する問題解決を目指し、論文をまとめることができました。まさに巨人の肩の上に立って、次に進むことができたのだと思います。
二年目は「研究コース: ソフトウェアレビュー」に参加。「やれ」と言われてイヤイヤ実施していたレビューが、なぜ実のあるものにならないのか、どのように解決していけばよいのか、レビューの目的とは何か深く考えることができました。
三年目は「演習コース: セーフティ&セキュリティ」に参加。前半は基礎から最新のセーフティ&セキュリティのトピックを、後半はSTAMP/STPAの手法を用いたリスク分析手法を学ぶことができました。IoTリスク評価、デジタルフォレンジック、宇宙開発における安全性など月替わりのゲストによる講義の内容は深いものですが、主査・副主査の適宜コメントをいただけるので理解が進み、あっという間に過ぎてしまう時間でした。
セーフティ&セキュリティコースは2020年度から研究コースになりますが、更なる研究がなされることを期待しています。
どのコースでも、毎月の例会だけではなく、臨時会やメーリングリスト、Skypeでの議論を通して、新たに知ることや他社(他の研究員)がどのように考えているかを知ることができ、本当に楽しい時間でした。日常の業務をこなしながらの研究・論文作成と辛い時期もありましたが、その分、身に付くことも多く、他の研究員から刺激を受け、視野を広げることができました。
ソフトウェア品質について「巨人の肩の上に立つ」。この第一歩を踏み出すのにSQiP研究会は最適だと思います。是非、参加してみてください。

参加者柏原 一雄 さん

(株)デンソークリエイト 事業推進部 チーフマネージャ

※ 29年度(2013年度)参加 演習コースⅢ「ソフトウェアメトリクス」
※ 30年度(2014年度)参加 研究コース7「欠陥エンジニアリング」
※ 33年度(2018年度)参加 実践コース「品質技術の実践」

『問答と肯定眼』

私は、現場で直面している課題についてアドバイスを得るために、「実践コース」に参加しました。実践コースでは、「なぜ、その問題を解決するのか?」「本当に、それが問題なのか?」「なぜ、その解決策なのか?」 といった多数の問いかけを主査・副主査の皆様からいただきました。この問いかけにより、自分の課題を根本から見直すことができました。研究成果は、現場で活用できており、効果も表れつつあり研究内容は、SQiPシンポジウムで発表予定です。 また、研究会では単に研究成果を出すだけでなく、技術者としての考え方についても学ぶこともできました。具体的には、今後も技術者として成長するために重要となる「肯定眼」に関する教訓が得られました。


  • 大きな成果を生み出すために、研究成果を積み上げていく。
    肯定眼をもって、過去の自分達の成果を見るべし(捨てるべからず)。
  • 同様の課題の解決に取り組んでいる先人は多数いる。
    肯定眼をもって、先人の論文・書籍等から学ぶ(盗む)べし。
  • “うまくいく場合”と“うまくいかない場合”を比較することで、問題点が見える。
    肯定眼をもって、“うまくいく場合”に着目すべし。

1年間、指導講師の皆様から、「研究に対する有益な助言」と「技術者としての姿勢に対する厳しく・温かいご指導」をいただきました。自分の技術・姿勢に真摯に向き合う機会を与えていただいた指導講師の皆様に、あらためてお礼を申し上げます。

※ 研究成果をSQiPシンポジウム2018で発表し「SQiP Best Paper Effective Award」を受賞されました。

参加者小林 真也 さん

(株)デンソー サーマルエレクトロニクス開発部 担当係長

※ 33年度(2017年度)参加 研究コース1「ソフトウェアプロセス評価・改善」
※ 32年度(2016年度)参加 基礎コース「ソフトウェア品質保証の基礎」

『メンバーから刺激を受け、視野が広がる絶好の機会です!』

私は現在、住宅用組込製品の設計業務を担当しています。過去には組込製品の品質保証業務を担当しており、社内業務改善の一環として、日科技連主催のR-Map実践研究会に参加しておりました。研究会の活動を通して、自社には知見の少ない分野の知見を吸収でき、非常に有意義でした。
業務では、組込製品の設計・品質保証業務を通じて、ソフトウェア品質を高めるプロセス・手法について業務改善を進めています。その中で、他社のやり方を知りたい、と強く思うようになりました。「研究会に参加すればR-Map実践研究会の時と同様に他社の知見を吸収できる」と考え、SQiP研究会に参加を希望しました。
1年目は「特別コース(現:基礎コース):ソフトウェア品質保証の基礎」に参加し基礎技術を学び、2年目はステップアップを目指して「研究コース1:ソフトウェアプロセス評価・改善」に参加し品質/開発プロセスの向上を目指しています。
分科会活動では各々の職場の課題を持ち寄り、テーマを決めて研究生主体で解決策を議論していきます。自部署の課題が、実は他社からすると課題ではない、といったことが多々あり、自社に留まっていると得られない知見が多く、参加するだけで意味があると思います。業務と並行して研究会に参加するのは非常に大変です。しかし大変な分、身に付くものも大きく、社内でオンリーワンの存在になれると思います。メンバーから刺激を受け、視野が広がる絶好の機会です。ソフトウェア品質で悩んでいることがあれば是非、参加してみてください。

派遣者日下 宏 さん

キヤノン(株) 医療機器事業部 医療機器システム評価室
ソフトウェア品質保証担当主幹

『SQiP研究会はソフトウェア品質保証技術スペシャリスト(QAスペシャリスト)の育成に最適の場』

SQiP研究会の指導講師陣はソフトウェア品質保証技術の現場経験が豊富で、品質に関わる数々の専門書籍・論文の執筆や、学術的にリードする多彩な才能を持ち合わせた方々で充実しています。
参加者はこのような講師陣から直接指導を受けて学術的なソフトウェア品質保証技術の研究を通したスキル向上が図れています。
さらに、ソフトウェア品質保証業務に携わる現場の課題を直接解決するための演習内容が組み込まれたコースが充実しているため、科学的にソフトウェア品質を分析する力を身に付け、職場における速やかな課題解決ができるようになってきました。
また、定期的なSQiP研究会活動の後、酒場で指導講師・参加者たちと夜遅くまで品質を肴に呑み語るアフター活動が充実している研究会や演習コースもあるのもいいですね。
このようなソフトウェア品質保証技術向上を志す意識の高い者同士で切磋琢磨に研鑽を積むSQiP研究会の環境は、企業の枠を超えた仲間として同じ想いや課題を共有することで異業種間の絆を育み、QAスペシャリストに留まらず、日本のソフトウェア品質向上を日夜志す意欲を持ち続けて、現場を率いていくQAリーダーシップ人材育成に最適な学びの場になることを大いに期待しています。

参加者中田 絢子 さん

ソニー(株) デバイスソリューション事業本部 品質信頼性部門 品質企画部

※ 31年度(2015年度)参加 演習コースI「ソフトウェア工学の基礎」

『そのアイデア お持ち帰り!』

過去にデバイスプロセス系の品質評価方法の導入推進等の業務を担当していました。
社内的にソフトウェアの比重が大きくなり、ソフトウェアの品質改善に取り組むこととなりました。現場改善を行う際には、改善ニーズを的確に捉え、論理的な裏付けを取りつつ、効果的なアクションを熱いパッションをもって推し進めることが必要だと常日頃から考えています。これらを実現するには自身の知識・経験を増やす必要があると考え、研究会への参加を希望しました。
演習コースⅠは、経験豊かな講師陣からの直接講義が受けられます。講義は、座学とグループ演習で構成されており、内容は開発品質問わず理解し実践できる工夫が随所に盛り込まれているので、安心して講義に臨むことができます。
講義終了後は全体の振り返りをコースメンバー全員で行いますが、ハッとするような気づきや自組織へ持ち帰るアイデアが得られるため、大変有意義だと感じています。自分の活動を見つめ直すきっかけになっています。 研究会を通して得られた知識や経験を日々の改善活動に活かしていきたいと思います。

参加者山田 隆弘 さん

(株)インテック SI事業本部 MCIソリューション部

※ 30年度(2014年度)参加 第2分科会「リーダーシップとモチベーション」

『分科会の参加は、新しい視点や観点を見つけることができる』

SQiPを知ったきっかけは同期から進められたことからでした。
開発でマネジメントを担当するなかで、プロジェクト管理するために良くなる方法やメンバーに力を発揮する方法を考えていました。
その中で、SQiPでの「第2分科会 リーダーシップとモチベーション」が目に留まり参加させて頂きました。
分科会では、メンバーで持ち寄った課題からテーマを1つ決めて検討しました。
検討中は、各自が問題としていることや対応策などの意見を出し合い、自分の考えと比較することが出来ました。
さらに、主査、副主査の方から体験談を基にアドバイスを行ってもらうことで、より貴重な時間を体験しました。
研修成果の最終発表では、他の分科会のテーマも興味が湧きました。
SQiP研究会で、学べる知識(学びたいと思う知識)がたくさんあるのだと実感しました。
学んだことを磨き、興味を持ったことを拡げて業務に活用していきたいと思います。

参加者中村 考宏 さん

テックスエンジソリューションズ(株) ソリューション第1事業部
ソリューション第3部 マネージャー

※ 30年度(2014年度)参加 第2分科会「リーダーシップとモチベーション」

『世界観が変わる研究会』

弊社は去年度からSQiP研究会に参加しています。
去年度の参加者が太鼓判を押し、今年度の弊社からの派遣メンバーは倍増しました。
他社との共同研究をすることで、社風に捕らわれず、よりグローバルな視点で物事を考えることができるため、普段の会話の中で「日本のシステム業界では」と意見できる人材が育成できることは大きな参加メリットの一つと考えています。

私は去年度に続き、2回目の参加となります。
普段はシステム開発チームを管理する立場であることから、第2分科会「リーダーシップとモチベーション」というテーマに飛び付き、参加各社の方々との情報交換すると共に、熱い議論をしたい一心で申し込みました。

第2分科会では、書物で書かれることのない課題に対して研究員同士が意見を出し合い、研究テーマに議論を重ねます。
他のセミナーとは違い、ある答えに辿り着くというより、みんなで模索しながら解を探していくことがSQiP研究会の魅力の一つです。
大規模プロジェクトを幾度も成功に導いてきた講師の板倉稔さんから勉強になる話を伺い、1年間に渡り実践的な知識を養うことができました。

2年連続で参加すると、去年に構想した目標を報告する場ともなり、一流の講師陣と意見しあえる知識を身に着けることができます。

参加者山田 将貴 さん

キヤノンファインテック(株) 品質・環境本部設計品質保証第二部 品質評価24課

※ 30年度(2014年度)参加 第3分科会「ソフトウェアレビュー」

『学べることは、ソフトウェアの品質だけではありません!』

私は、上司の薦めで、この研究会に参加しました。
参加する分科会は、”仕事にフィードバックしやすそうだ“という観点から、ソフトウェアレビューを選択しました。
1年を通じて身に付いたことは、分科会の活動では、特に、レビューのノウハウやコツを、論文の作成では、作文や報告書のような書き方ではなく、論文の構成や書き方を、成果発表会では、社内の報告とは違ったプレゼンテーションの技術を向上させることが出来ました。

また、1年という長い期間をかけて、分科会やチームのメンバーと活動していくので、メンバーの方とは、かなり深い付き合いができます。
研究会には、様々な職種の方が参加されているので、業種特有の“あるある話”を聞けますし、特に同じ職種の方とは、自社内で働いているだけでは気付くことができない話をすることが出来たので、自社の問題解決へのアプローチに活かすことが出来そうです。

私個人の成長だけでなく、自社に活かせる知識を身につけられる素晴らしい環境だと感じました。機会があるようでしたら、今後も参加したいと思っています。

参加者原山 拓実 さん

アンリツ(株) R&D統轄本部 第2商品開発部 主任

※ 30年度(2014年度)参加 第3分科会「ソフトウェアレビュー」

『一年を通して活動した経験は一生の宝です!』

私は開発部のソフトウェアテストをまとめる立場にいます。
テストの視点から見ると、担当者や状況が違うにしても大抵は毎回似たようなトラブルばかりおきており、特に上流工程の品質を改善するにはどうすべきか、独学したり無料の勉強会に参加したりしていました。
そういった勉強の中でSQiP研究会を知り、興味を持ちましたが、参加するには参加費用の面や年間11回も外出しなくてはならない面で会社側の支援が必要でした。
その後、無料で一日体験ができるというSQiP研究会Open Dayがあることを知り参加しました。
参加したソフトウェアレビュー分科会では兆候から効率よく欠陥を見つける進んだ技術と、あらさがしのような雰囲気にならないようにしようとする、雰囲気作りの工夫が新鮮であり、主査、副主査の人柄もよかったため上司にお願いして参加させてもらいました。
参加したソフトウェアレビュー分科会では参加者が16名と多く、開発、QA、マネージャ、PMOと幅広い方達が参加しているのもあり、研究や論文作成、研究成果発表会に向けたプレゼンの準備を通して参加者から多くの考え方、スキルを学び取ることができ、中身の濃い充実した一年を送ることができました。
ただ一方的に学ぶだけではなく、企業を超えた技術交流という点で非常によい体験ができたと考えています。

参加者藤田 延介 さん

(株)エスイーシー 情報通信事業本部 札幌システム事業部 テクニカルマネージャー

※ 30年度(2014年度)参加 第3分科会「ソフトウェアレビュー」

『会社の壁を越えた議論と再発見』

北海道という地域で開発をしていると、品質や技術に関して議論しても、対象がお客様と自社のメンバという限られた範囲で終わりがちです。書籍やWebで様々な情報を入手し自社で実践をしても、比較対象やサンプルが周りに少なく、自分たちの取り組みを客観的に見ることが難しい状況にあります。
SQiP研究会に参加することで、普段の仕事とはまったく関係のない他社の方々と技術や品質について議論することができました。自分が今まで培ってきたことや実践してきたことは、間違っていなかったと思う反面、レビューや品質という基本的なことを曖昧に捕らえていたことに気がつかされました。「レビューの品質とは?」というたったそれだけのテーマで、全員が真剣に考えて、発言します。半日議論が飛び交い、それでも話し足りずMLでも議論が飛び合います。このような議論を通し多くのことを学び、発見することができました。このような経験は社外の活動に参加したからこそ得ることができたと思っています。
東京以外の地域から参加することは、移動や出張費など大変な面はあります。しかし、ここで得た経験はそれらの苦労を大きく上回り、自社の品質改善や人材育成に大きなメリットになると思います。ぜひ、東京以外の地域の方の参加が増えてほしいと思います。
今回得た経験は自社で積極的に広めるとともに、この経験を生かし今後は社外のコミュニティに積極的に参加していきたいと思います。

参加者山本 真成 さん

東京海上日動システムズ(株) オープン共通基盤部

※ 30年度(2014年度)参加 演習コースI「ソフトウェア工学の基礎」

『演習コースIは、幅広くソフトウェア工学の世界に触れる事ができ、とてもお得なコースです。』

私は品質管理の担当ではございませんでしたが、ふと目に留まった自社内の研究会募集案内をきっかけに、自身のスキルアップとモチベーションアップの為に、本コースに参加しました。
全9回の演習では、毎回その分野の第一人者が講義をしてくださり、コストパフォーマンスは最高です。総じて、演習量>座学量であり、体験して理解するタイプの私にはピッタリでした。
私自身、演習で学んだ「モデリング手法」や「メトリクス」の習慣が身に付き、チーム内の検討会や、レビューで活用できるようになりました。
また、違う業界の方の、自社とは異なるやり方や考え方が、私にとっては面白く、毎月の演習の日が楽しみでした。
最後の演習時に、私を含む参加者の皆さんが宣言した「今後行う事」の達成報告を、1年間の演習が終わった今でも楽しみにしています。

ソフトウェア品質管理初心者の方、問題解決手法の幅を広げたい方、社外の人と仲良くなりたい方、SQiP研究会の「演習コースI」はお勧めです!

参加者福原 礼伊爾 さん

(株)インテック ビジネスソリューション開発部 リーダー

※ 30年度(2014年度)参加 特別コース「ソフトウェア品質保証の基礎」

『社外での貴重な仲間を得ることのできる特別なコース!』

私は、2年前に所属部門の導入・保守チームのリーダーから部門内の品質担当に任命されました。
今までは現場の視点で作業やプロジェクトの品質向上を目指してきましたが、これからは所属部門の組織的品質マネジメントを推進する立場として、「知識・技法を習得し、自分の考えを持てるようになりたい。」、「組織の先駆者・指導者として、品質向上に貢献できる人材になりたい。」という思いでSQiP研究会に参加しました。
参加した特別コースでは、グループ討議やアフター活動などで、1つのテーマや課題を、他社の品質担当部門の方たちと共有しながら掘り下げていくことで、どのような改善・対策を実施すべきかを学び、自社の中だけでは得難い貴重な考えや経験を得ることができました。
また、全9回のソフトウェア品質保証の講義では、SQuBOKの知識領域が網羅されており、品質管理の基礎から実際までを広く学ぶことができます。
研究会の中でエントリーコースとして位置づけられている特別コースですが、多くのテーマを本音で交流することができるこのコースは、社外での貴重な仲間を得ることのできる特別なコースだと感じております。

参加者渋谷 英里子 さん

(株)エフネット 第3部

※ 30年度(2014年度)参加 第5分科会「ソフトウェアテスト」

『経験値がぐんぐん上がる!貴重なチャンス』

はじめは、「研究会なんて難しそう」「論文なんて無理」と思っていました。それでも、「本読みながら自分で勉強するよりも、ずっと身になる」と薦められ、第五分科会に参加しました。
前半は「ソフトウェアテストとは何か」「テスト技法」などを、セミナーや講習会よりも、もっともっと近い距離で主査・副主査らに教えてもらえます。その場で質問できるし、後で質問することもできます。とても贅沢です。
最初はフワフワした現場での課題が、研究(議論)を進めるうちにだんだんと形になりました。そして、主査・副主査にアドバイスをいただき、論文という形にまとめることができました。
同じ課題を共有していると思って集まった研究グループでも、各自の思考パターンや用語の違いから話がかみ合わないこともありました。
しかし、不思議なことに、そんなときにこそ、新しい何かが生まれるのです。相手の背景を考えることの重要性に気付くことができました。
また、成果発表会で発表することになり、今まで人前に立つことがなかったので、とても良い経験になりました。論文同様、発表資料・発表の仕方についても主査・副主査から細かく指導いただきました。
なんでも経験してみないとわかりません。一年間で大きく成長できたと思います。
これをきっかけに、これからも色々と経験していこうと思います。

参加者森川 敏寛 さん

富士通九州ネットワークテクノロジーズ(株) 第三開発統括部第一開発部

※ 29年度(2013年度)、30年度(2014年度)参加 演習コースIII「ソフトウェアメトリクス」

『SQiP研究会への参加の機会を与えてくださった上司には感謝しています!』

2年に渡り「特別コース」と「演習コースIII」に参加させて頂きました。どちらのコースも品質を良くしたいと言った共通な想いを持った各企業の方と一緒に、講義・演習・アフター活動を通じて沢山のことを学ぶことができて非常に有意義でした。「ソフトウェア品質保証の基礎」や「ソフトウェアメトリクス」を幅広く理解したい方にはお薦めのコースだと思います。
コースのカリキュラムはとても充実して良かったです。特にアフター活動は楽しくて、各企業の品質活動事例紹介は、ソフトウェア開発という同じ業種でも、製品特性の違いにより開発の文化、品質向上の取り組みなどそれぞれ工夫され異なっていたため、それらに触れることができるのが楽しみで毎回最後までフルに参加させて頂きました。

研究会で得た気付きやヒント、新たに獲得した知識は直ぐに開発現場での実践と社内への展開ができたのも大きな収穫でありました。沢山ことを学び吸収したものの自身で消化しきれないことが多々在るため、今後は如何に開発現場で実践できるまでに咀嚼できるかが課題と考えています。研究会を通じて、主査、副主査、アドバイザ、参加企業の方々との人脈が形成できましたので、SQiPコミュニケーションネットワークを活用して、得た知識の理解を深めて開発現場での実践を進めて行きたいと思います。

参加者忠内 雅人 さん

アイシン・コムクルーズ(株) 品質部

※ 30年度(2014年度)参加 第1分科会「ソフトウェアプロセス評価・改善」

『念願叶って参加した研究会はやはりホンモノでした』

ソフトウェア開発の現場では開発規模が肥大化する一方、開発期間は短縮傾向にあります。この状況下でいかにして品質を確保するのかを弊社でも大きな課題として捉えています。この課題解決のヒントを得るために、これまで研究会の論文には目を通してきました。自分の知見を広げるためにも「いつか参加したい」と思い続けていましたが、念願が叶い初めて今年参加することができました。研究会は興味を引くテーマが多く、参加にあたり「どの分科会に参加するのか?」悩むくらいでした。
今回私が参加した第1分科会では様々な人たちが集まり、メンバーそれぞれの困りごとや興味が異なっていたため、これを聞くこと自体も意義のあることでした。加え、メンバーの経験や各社の事例などを議論の中で展開し合ったことも自身の知見を広げる要素となりました。これは参加にあたり期待した効果の一つであり、参加の目的を達成することができたと考えます。第一分分科会のメンバーおよび主査、副主査の方々には感謝の思いしかありません。
当初は長いと思った1年も、終わってみると余りにも短く、時間が足りなかった印象です。今回は研究の目的に対してやりきれなかったことが心残りで、今は「また参加したい」の一心です。

参加者田中 桂三 さん

オムロン(株)

※ 30年度(2014年度)参加 第1分科会「ソフトウェアプロセス評価・改善」

『ソフトウェアの品質を高めるためのヒントを得ることができました!』

私は弊社開発部門で、ソフトウェアテストリーダを担当しています。役割は、ソフトウェア製品の品質を高めることです。テストを計画・実施して、不具合を見つけるだけではなく、いかに、ソフトウェアの品質を開発工程全体(上流から下流工程に至るまで)で作り込むか?が重要となります。

「品質を高めるために、自分に合った、最適な開発プロセスは何か?」

そのヒントを得るために、
・社外に出て、世間の動向や事例を把握したい!
・同じ課題を持つエンジニアと深く議論したい!
と思い、SQiP活動に参加しました。

周りは初対面の人ばかりで、初回は少々不安でしたが、箱根の合宿などのイベントもあり、回を重ねるごとに周りの方とも打ち解けられ、より深く議論ができるようになりました。
主査・副主査の方々には、手厚いご指導と支援をいただきとても感謝いたします。
また、毎回開催される特別講義は大変良かったです。特にソフトウェアテストの最新動向や、アジャイル開発プロセスでの品質管理事例は、まさに自分が興味を持っているトピックであり、とても興味を持って聴講することができました。

一年間の活動を通じて、ソフトウェアの品質を高めるためのヒントをいろいろと得ることができ、参加して本当に良かったと思います。
今後も、出来れば、SQiP活動に参加し、より深く議論を続けたいと思います。

参加者田邉 昭 さん

(株)野村総合研究所 流通システム開発室 GM

※ 30年度(2014年度)参加 演習コースII「形式手法と仕様記述」

『現場で実践可能な知見が研究会で得られました』

社内での品質向上活動に行き詰まりを感じ、2013年度から参加しております。

2013年度は演習コースIII「メトリクス」に参加し、そこで得た知見を活かして、本部内でプロダクトメトリクスの収集・分析を実験的に開始しました。

2014年度は演習コースII「形式手法と仕様記述」に参加しました。
予備知識0の状態で「数理論理学の○×△□・・・」と難しい印象でしたが、使ってみると色々と面白い発見もあり、業務に役立ちそうな使い方を見つけることも出来ました。今回も得られた知見を社内に持ち帰り、実践してみたいと思います。

また、形式仕様記述に関する第一人者の方々や他の分科会の方々との交流もあり、とても刺激を受けた1年となりました。

参加者太田 範 さん

関電システムソリューションズ(株) 関電グループビジネス事業本部

※ 30年度(2014年度)参加 第7分科会「欠陥エンジニアリング」

『酒の肴も欠陥三昧』

「S/W欠陥におけるエンジニアリングの黎明」、「未踏領域である欠陥研究の開拓」という言葉に惹かれ、本研究会に参加しました。
オープン・自主性・貢献を重視する研究会の活動は、予想より相当ハードでしたが、若手から匠まで、十分な知見を各々が得られる環境だったかと思います。
研究会では、先行事例・最新研究・現場活用などに対して、魅力的な講師陣と、手加減のない議論を行います。業種や経験の異なる参加者が団結して成果を切り拓き、欠陥エンジニアとして成長する活動は、恐らく一生モノの経験ではないでしょうか。

参加者伊藤 友一 さん

TIS株式会社 中部産業システム第3部 主任

※ 30年度(2014年度)参加 第6分科会「派生開発」

『辛さを乗り越えた分、得たものは大きい!』

SQiP研究会に参加した動機は色々ありましたが、主には「システム開発における不具合を減らしたい」という漠然としたものでした。
本研究会への参加が決まり、初回の例会前でも、まだ漠然とした気持ちだったことを覚えています。
しかし私が参加した第6分科会には、その不安を払拭させるインパクトを持った、頼りになる主査の方々や、同じ悩みを持っていた研究員がいました。
皆さんと力を合わせて活動したおかげで、最終的には自分が解決したい問題を明確に意識することができ、解決に導くための考え方を理解することができました。

論文作成や研究報告のために、毎月の例会以外にも普段の業務をこなしながら臨時の例会を毎週開催するなど辛かった時期もありましたが、それらを乗り越えて一つの研究結果を出せたことは、私にとって大変貴重な経験で、今後の財産につながると思っています。

今後は今回の研究したテーマそのものを活用/発展させて不具合を無くしていくことは勿論のこと、論文を作成する際に学んだ思考(問題解決の考え方)も、普段の業務の問題解決に適用していきたいと思います。

参加者北側 光博 さん

(株)神戸製鋼所 機械事業部門 開発センター

※ 28年度(2012年度)参加

『他社の品質保証活動の実態がわかりました。本研究会のコストパフォーマンスは抜群です!』

私は、機械部門全体の制御・ソフト技術の横通しを推進する立場上、種々の製品機種で、共通するソフトウェアの品質問題やプロジェクトマネジメントの問題が散見され、ソフトウェア品質保証体制づくりに取り組み始めました。
そんな中で、2011年のSQiPシンポジウムに参加して、この研究会の存在を知りました。その後のSQiP研究会ミニシンポジウムにも参加して、特別コースを疑似体験したところ、「これは、よさそうだ!」と確信し、参加しました。
参加にあたって一番期待したのが他の企業がどんな品質保証活動をやっているか?を知ることでした。当社(に限らず一般的に機械メーカ)では、ソフトウェアの品質保証部門はなく、機械全体を見る品質保証部しかないので、その制約の中で、どうやって品質をあげていったらよいのかなと。
特別コースは、他の分科会と違い論文をまとめるわけではないのですが、毎回宿題が出されます。事前宿題では、講演会のテーマに対する自社の課題を出さなくてはいけない。それはそれで毎回大変なのですが、そこでメンバーの問題や、なにをやっているか(活動)が分かるから、全員の情報がわかるメリットがあります。また定時会合のあとに「アフター」といい、毎回2、3名づつ各社の取組課題を発表し、議論する時間が有益でした。
そこはまさに他社事例の宝庫で、私のニーズと合致していました。
特別コースは、他の分科会よりも回数が2回多く、SQiPシンポジウムにも無料で参加できてこの参加費(約15万円)は相当お得です!
技術を学ぶだけならセミナーに参加をすればよいのですが、各社が適用した結果の情報に触れられるのはSQiP研究会だけだと思います。
来年は、一緒に活動を進めている研究部門のメンバーを派遣し、再来年は自部門からも若手メンバーを派遣したいと考えています!
追加要望ですが、IT系や電子機器の組込系企業の参加が多いので、当社のような機械関連企業にももっと参加いただき情報交換できればと思います。

参加者中山 貴義 さん

(株)インテックSI事業本部 MCIソリューション部

※ 28年度(2012年度)参加

『研究会で学んだマネジメントと品質の関わり、要求定義のマネジメントを社内に展開していきます!』

直属上司が4年前に参加していたこともあり、研究会の存在は以前から知っていました。
今回、自社内で研究会の参加者を募っていたこともあり、自分の視野を広ようと思い、応募して参加しました。
自身は開発系の職場に所属していますが、マネジメント業務も担当しているので、マネジメントと品質の関わりや要求定義のマネジメントについて、いろいろな他社の意見を聞いて、社内に展開したいと思っていました。
参加してみて、他社のメンバーと有益かつ本音の情報交換ができました。
各社悩みどころが一緒なのは驚きましたが、悩みを共有でき、仲間を得る事が出来た点が一番良かったです。毎回、指導講師の板倉稔さんの話を聞くだけでも楽しいし、勉強になりました。
本研究会は、一年間の成果を論文にまとめることとしていますが、それに至るプロセスでもマネジメントの勉強をさせてもらいました。
ソフトウェア開発に携わる多くの若手技術者に本研究会に参加いただきたいと思います!

参加者南部 妙水 さん

アンリツエンジニアリング(株) プロトコルシステム技術部

※ 28年度(2012年度)参加

『本研究会は、解決ではなく、解決へのアプローチ方法を学ぶ場です!』

今回は2009年以来、2回目の参加でした。以前の研究会では問題分析もできぬまま参加し、問題分析のやり方から学びました。そのとき、研究テーマにした問題は解決できましたが、その後明らかになった別の問題を解決したいと思い、今年は課題を持ち込んで参加しました。
2009年も今年も、開発部隊に所属しプロジェクトメンバーとして開発業務を改善しようと頑張っていますが、前回は自分の業務だけをターゲットにした「一人改善」に行き詰まりを感じていた頃でした。
そこで、外の空気を吸って、他社の方の意見を聞いてみようと思ったのが参加のきっかけです。結果、とても刺激的な一年を送ることができました。
今年も2009年も同様に、他社の方とお話しすると同じようなところに問題意識があることがわかりました。とても心強かったですし、それを論文テーマにできたことはなお良かったです。
当社では、今後継続してSQiP研究会へ派遣することが決まっています。ただし、1年に2人が参加して、1名の参加は最長2年です。1名ずつ毎年入れ替わって参加する予定なので、私が次年度参加することはありません…。
研究会に参加してみて一番良かったのは、視野や思考方法が変わること。2回とも第6分科会に所属しましたが、清水主査から「ここは解決ではなくアプローチ方法を学ぶ場所」と言われました。いろいろな見方があるが、つまるところ共通部分が多いことも知りました。自分の会社を客観的に見ることができるなど、多くの収穫があった充実した研究会活動でした。

参加者山口 友紀 さん

MHIエアロスペースシステムズ(株) 品質保証グループ

※ 28年度(2012年度)参加

『分科会メンバー間の交流から、品質エンジニアとしての自覚が芽生えました!』

参加のきっかけは、昨年度に参加した直属上司から「研究会に参加して世の中を見てきたらどうか?」と言われたことです。自分のやっている仕事が本当に正しいのか?世の中に遅れていないか?などを他社の活動を知ることによって確認したかったことと、社外の色々な人と話をしたいと思い、参加することになりました。
私の所属は、品質保証部門なのですが、レビュー、テスト、QMSのプロジェクト改善、データ分析など様々な業務をこなす中、新人社員教育でレビュー技術を教えることになりました。教育を通じて「良いレビューとはどんなレビューか?レビューアに欠陥知識等がなければ、良いレビューはできないのではないか」ということを感じるようになりました。
ソフトウェア開発の現場から品証部門へ異動して10年近く経ち、欠陥知識がなかなか増えない状態で、こんな私がどうやったらレビューのスキルを向上できるのかを知りたいと思っていました。分科会の論文執筆を通じて、レビューアのスキル向上のヒントを得られ、とてもうれしく思っています。
また、当社は、品証部門の人数が少なく、品証部門メンバーがチームでレビューすることがないのですが、今回それがレビュー分科会で体験できたことは大変貴重でした。
特に、細川主査が「本当に効果的なインスペクションを行うと、ファントムが出現するよ!ファントムが出現するということは、理想的な欠陥検出の速度と精度がチームワークで実現できた証拠」とおっしゃっていて、分科会のメンバー4人でインスペクションを行ったら、やっていくうちに、ファントムが出現し、あたかも5人目のレビューアから指摘が出たような体験ができました。これには分科会メンバーも驚き、集中して重大欠陥を狙い撃つレビューがこの世にあることを実感しました。レビュー技法は書籍には色々書かれていますが、実際のノウハウはなかなか書かれていないのが現状です。レビュー分科会では、それを教えてもらえて本当に良かったです。
分科会では、メンバーお互いをリスペクトし合うという素晴らしい空気がありました。業務で悩んでいても、分科会に参加することで、気持ちが楽になったり、前向きになれたことが何度もありました。この分科会の人脈は私の宝物です。
今後もこの人脈と分科会での経験を生かし、品質エンジニアとして成長していきたいと思います。

参加者清水 剛史 さん

(株)ユニケソフトウェアリサーチ MHCネットワーク事業部 商品開発部

※ 26年度(2010年度)参加

『ものづくり現場の「ひとづくり」こそが品質向上の第一歩!』

「システムの膨大化」に伴い開発ツールも進歩し経験の浅い者でも匠な開発が可能になった結果、知識や技術の空洞化が起こりソフトウェア品質の低下が問題視されるようになりました。
品質をなんとかしないといけない。空洞化を埋めるにはどうすればいいんだ・・・とそこで出会ったソフトウェア品質管理研究会、そこは開発現場とは違う広く何かを包み込むような温かい空気が流れていました。
私は開発担当で品質部門の方とは衝突するのではという心配がありましたが、最初だけですぐに激しい議論を交わすようになりました。また、講義では両者の例題を多く取り入れたものも多く様々な気づきを与えていただきました。
以前の私が装着できる装備としては「経験による職人技」のみでしたが、「知識」や「技術」を体系的に身に着けることで現場メンバーへの影響も大きく変わってきています。単なる押しつけではなく知識の裏付けを交えて適用することで理解が得られ良い意味で刺激になっています。
ものづくりの基本は真摯な姿勢、つまり要求に見え隠れする品質をしっかりと装備できる開発現場なのです。まだまだ動き出したばかりではありますが、研究会で広がった視野とひととの出会いを生かし「開発の現場」からの品質向上を実行しています。
ということで、私の品質ライフは・・・かなりパワーアップしています。(※自分比)

参加者中谷 一樹 さん

TIS(株)生産技術部

※ 26年度(2010年度)参加

『他社の人との共同研究は、考えの相違点や新しい発見もあり大変貴重な経験となりました!』

開発期間短縮、工数削減が求められている中、プロジェクトではレビューに十分な工数を確保することが困難になってきています。この問題を解決したい、『品質を落とさずにレビューを効率化したい』という思いからこの研究会に初めて参加しました。第3分科会の研究員の『品質を落とさずにレビューを効率化したい』という思いは共通でした。主査からレビューを効率的に行うための工夫について実践的な話を聞き、グループで話し合った結果、『プロジェクト・プロダクトのメトリクスを用いた欠陥予測によりレビューの効率化を図る』というテーマで研究を行うことにしました。このテーマは、レビュー対象物の中身を見る前に、欠陥の位置と種別を予測してしまうというものです。実際のプロジェクトのデータを使った実験により原理的に可能であることを示唆でき、論文という形でまとめることができました。他社の人との共同研究は、考えの相違点や新しい発見もあり大変貴重な経験となりました。弊社では、各組織・各プロジェクトで工夫してレビューが行われていますが、この研究を元に欠陥予測を取り入れたレビュープロセスを全社に展開し、レビュー効率化を推進したいと考えています。

参加者高橋 敏浩 さん

日立システムアンドサービス 品質保証部)

※ 25年度(2009年度)参加

『研究会参加のきっかけを作ってくれた上司に感謝しています!』

私はソフトウエア開発に携わっています。20年近く、現場で作業している「現場のおやじ」です。現場のおやじは、「研究会は学者肌が集まるところ」と思っていて、興味がありませんでした。参加のきっかけも、ある日、上司に「行ってこい」と言われて、1日の研修かと思ったら1年でした。
ところが参加してみたら、研究会に対する否定的な考えが誤りだったと気付きました。研究会は1年を通して、「学ぶ」、「考える」、「作る」をします。「学び」で知見が広がり、「考える」で悩みと対峙し、「作る」でそれらを整理整頓する。また、研究員との出会い、著名な先生たちと出会いが成果を後押しします。
現場のおやじは、その魅力に取り憑かれ、2年続けて参加しています。研究会で得られたことを現場に持ち帰り、実践してみる。この歳になって自身の成長を実感しています。
おそらく、このパンフレットを最初に見るのは上位管理職の人たちでしょう。私はきっかけを作ってくれた上司に感謝しています。

参加者小池 利和 さん

ヤマハ(株)

※ 24年度(2008年度)参加

『研究会の成果や知識、技術、人脈を現場で直接生かしています!』

もともとは楽器などの品質管理を担当してきましたが、電子楽器の多機能化や複雑化に伴い、ソフトウェアの品質を扱う事案が増えてきました。ソフトウェア開発特有の品質評価や管理について深く体系だって調査する機会がなく、その必要性を感じていたところちょうどソフトウェア品質を扱う研究会の募集を見つけ、10年ほど前より参加するようになりました。昨年度は主査、副主査の丁寧なご指導のもと、グループ研究によりレビューの質と価値を効果的に測定する新たなメトリクスを定義し、実データへの適用により有効性を確認できました。さらに成果をSQiPシンポジウムで発表し、優秀論文賞をいただきました。1年間の密な議論と調査研究を通じて現場における問題を識別し、解決に有効な道具を生み出せたことは大きな成果でした。またその過程で様々な会社の方々と状況や意見を共有し、背景知識や技術を深められたことも大きな財産となりました。この体験もあって、現在ではソフトウェア開発部門のSEPGとして、得られた成果や知識、技術、人脈を現場で直接生かしているところです。

派遣窓口千綿 洋一 さん

(株)ニコンシステム第1本部 品質保証部 部長

『弊社からも研究員を派遣し、人材育成の場としています!』

ソフトウェアの品質向上活動を推進していくと、いろいろな悩みに直面します。
SQiP研究会のミニシンポジウムに参加させていただいた時に、他社の方も悩んでおられることが分かったことと、その解決のために、この研究会で経験豊富な講師陣による指導や、研究員メンバーが解決策を議論している活動を行っていることを知りました。
現在、弊社からも研究員を派遣させていただき、いろいろな視点での考え方を勉強させていただいております。
さらに、会社を超えたメンバーのネットワークもでき、研究会の時間以外でも情報交換を行わせていただいたりもしております。「井の中の蛙大海を知らず、されど、空の深さを知る」ということわざがありますが、まさにその実践の場として、これからもSQiP研究会の活動に期待をさせていただきたいと思っております。

派遣窓口池田 浩明 さん

(株)インテック 技術部 部長

『品質の向上と人材の育成を実現させてくれます』

当社では、25年以上に渡りSQiP研究会に派遣し続けています。私自身も10数年前に研究員として参加しました。ここまでの長期間派遣を続けているのは、当社には創業以来の品質や技術を重視する風土があり、歴代トップもその理念を大切にしてきたことと、当社の社員は、周りからよく“真面目だが引っ込み思案でおとなしい”と言われることから、武者修行のつもりで外の空気に触れ刺激を受けさせようと考えていることもあります。
社内の人材育成体系の中にも本研究会を組み込んでいるため、研究会への参加パターンとしては、自身で研究会に参加した経験のある上司が部下を派遣する、というパターンが多いですね。
やはり、研究会のよさを体感しているから勧めるのでしょう。また、研究会の報告は社内の「コミュニティ活動成果報告会」で1年に1回行い、成果の共有を図っていますが、SQiP研究会に参加したメンバーを見ると、「成長したな」感じるケースが少なくありません。
ソフトウェア開発では、品質が重要であることは言うまでもありません。社内では、品質に対する意識が向上してきていますので、本研究会を活用して、品質の向上と人材の育成を実現していきたいと考えています。

派遣窓口村田 和永 さん

TIS(株) コーポレート本部 品質保証部 エキスパート

『本研究会は、品質に対する基礎知識の習得と共に、
外部交流による刺激と同じ悩みを共有できる場でもあります』

当社からは、長年に渡り継続的にSQiP研究会に派遣をしています。派遣費用は、品質保証部(QA部)が負担をしており、 研究員(メンバー)の決定にあたっては、各事業部の部門長が所定のエントリーシートを用いてQA部に推薦、その後QA部長が候補者を面接して適正を確認した上で、参加を決定するしくみをとっています。
弊社の品質活動は、全社QA部が推進する活動と事業部毎のQA活動の2つがありますが、長年、SQiP研究会に参加し続けている中で、研究会に参加したメンバーが、全社および事業部の品質活動の中核となって活躍しています。
研究会に参加すると、品質意識が向上してくることをまず実感しています。特に、2011年に会社合併により規模が大きくなり、事業部毎に品質に対する考え方、取り組みにムラが生じてきていますが、同じ言葉(共通言語)で話せるようになる手段として、SQiP研究会の存在は大きいと考えています。
本研究会は、品質に対する基礎知識の習得と共に、社外の方と交流する刺激があり、かつ同じ悩みを共有できる場でもあります。
今後も継続して派遣を考えていきたいと思います。

派遣窓口早崎 伸二 さん

(株)リンクレア 統合技術推進本部 部長

『弊社では、社員の成長の場の一つとして捉えています』

SQiP研究会は、「プロセス改善スタッフを育成する場」を探したときにその存在を知り、スタッフ部門の人間のみ参加させていました。
2年前のことですが、「成果発表会」を聴講してみて、研究内容が「実践的で、社内に持ち帰えれるネタが多くある」ことを知り、開発現場へ本格展開することにしました。 2011年度には4名、2012年度は6名参加させています。
2011年度の成果発表会では、有り難いことに、当社メンバーのほぼ全員が表彰を受け、その結果で社外発表の依頼を受けた者もいます。 メンバーの自信に繋がったと思います。感謝!の一言です。
SQiP研究会の一番の良さは、実践に即結び付けられることだと思います。また、見識の高い主査、副主査の方々との交流を通してメンバーの知見も高まりました。さらに、論文作成を通して「論理的に考える」という貴重な体験ができたことも、本人の成長に繋がったと思います。
今後も、社内強育(強く育てるという社内造語です)の一環で、SQiP研究会参加を「社員の成長の場」として継続していこうと考えています。

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SQiPは、ソフトウェア品質管理技術・施策の調査・研究・教育を通じて、実践的・実証的な
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