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海外出向者教育への品質管理セミナーベーシックコース活用<2022年02月17日>

品質管理セミナーベーシックコース(略称BC)は、「品質管理技術に関する深い知識と高い応用力の習得」をねらいに1949年に開設されました。品質経営には欠かせない、総合的品質管理のエキスパートを養成する、わが国でもっとも伝統と実績のある品質管理の本格的なコースです。
顧客・社会のニーズに応え、高い競争力をつけるために、経営上の重要問題・課題をしっかりとらえ、これを次々と鮮やかに解決していく技術者・スタッフを養成するための本コースは、今日まで多数の修了者を輩出し、卒業生は多くのものづくりの現場で、BCにて習得した幅広い知識と応用力を活用しています。

本コースを技術者教育に活用いただいている企業より寄稿された記事をご紹介いたします。


海外出向者教育へのベーシックコース活用

 株式会社エクセディ 品質保証本部 品質保証部 グローバル品質保証チーム
 チーム長 久米 浩介 氏
よりご寄稿いただきました
 (所属はご寄稿時のものです)

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 当社は、駆動系を中心とした自動車部品の専門メーカーであり、1950年に前身となる株式会社大金製作所を設立。1995年にエクセディ(EXEDY)に社名変更した。
 当社のベーシックコースへの派遣は 86年より始まっており、当時は中堅・ベテラン社員が毎年2名程度受講。’01年からは若手~中堅社員を対象に派遣を再開、現在に⾄る。
 私は、2008年11月当社の米国生産拠点である EXEDY America Corporation へ出向した。自身の経験から、海外出向者に必要なスキルを纏めた。

 

1.専門知識
海外拠点、国によっても異なるが、日本のように新卒から採用し育てていく環境は米国にはない。そのため、最も重要な事は現地スタッフから一目おかれる「専門知識」である。統計手法を含め 製品知識等 様々な知識がある事で、現地スタッフと対等以上に渡り合う事が出来、信頼を得るための拠り所となると考える。
2.判断力
海外では日本では考えられないような問題が発生する事がある。未然防止を徹底する事はもちろん大事だが、いざ問題が発生した時にも事実をきちんと整理し、迅速に判断する事が肝要。
現地スタッフは日本人スタッフの一挙手一投足を見ている。
3.人間関係における積極性
言語、文化、宗教観等 様々な違いを受け入れ、現地スタッフに溶け込んでいこうとする姿勢を見せる事で信頼関係を構築することが出来る。
これは海外に限った事ではないが、業務中だけにz留まらず、業務外でも現地スタッフと良好な関係を築く事が仕事にも良い影響を及ぼす。
4.明確な意思表示、発信力
日本では「沈黙は金なり」「空気を読む」という言葉に代表されるように、明確に白黒を付ける事は避けられる傾向があるが、海外では 自分の意思を明確に発信しないと、相手には伝わらない。俗にいう「指示待ち人間」では通用しない。


 この中で1.と2. のスキル向上に際しては、ベーシックコースで学んだ事が非常に有益であった。当社では、派遣するスタッフが現地で品質の維持・向上、生産課題の解決などの実践で困らぬよう、海外出向者の教育プログラムにベーシックコース受講を組み込んでおり、現在までにベーシックコースを受講且つ海外出向を経験(計画を含む)したスタッフは総勢 22 名に上る。

 

※BC70周年記念資料より抜粋。
全文をセミナーページで『企業のBC活用例』にて閲覧いただけます※

 



独創的な新製品・サービスを創造し、狙い通りのものを確実に提供するための技術の革新、それを支える人づくりを強化することで、時代に適したものづくりを実現し、グローバル競争優位の経営を究めるために、ぜひ本コースを活用していただくようお勧めいたします。是非合わせてご確認ください。

セミナーページには、今までお寄せいただきました修了者や講師からの寄稿記事を掲載しています。

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