
「現代にマッチしたスピーディー&カンタンな問題整理・問題解決法『層別図解法』のご紹介」<2017年05月16日>

読者の皆様は普段、以下のようなことでお悩みになったことはないでしょうか?
□仕事やプライベートで、抱えている悩み・問題・課題を自分で整理しようとしても、
頭の中でモヤモヤして、整理できない。。。
□関係者を集めて話し合っても意見がまとまらず、無駄な会議・打合せを繰り返して
しまう。。。
□会社の経営層や上司など、上位方針・メッセージを自分達の仕事に落とし込むための
作業がうまくいかない。。。。
□アンケートを取ってみたが、情報が雑多でまとめるのが難しい。。。
□問題・課題を解決、達成するための”アイデア”がなかなか思いつかない。。。
□自分の考えを上司・部下・同僚・友人・家族に伝えても、真意が伝わらない、
または納得してもらえない。。。
□お客様からの要望が多岐にわたっていて、商品・製品・サービスへ反映するのに
何から手を付けてよいか分からない。。。
…もし上の□に一つでもチェックが入ったら、”アイデアを生み出す「超」問題解決法”にその解決のヒントがあります!その解決法の名前は「層別図解法」です。
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<層別図解法って?>
「層別図解法」は、企業の第一線で働く人々が職場改善のために、長い年月をかけて繰り返し、改良・発展させてきた問題解決のやり方です。
<層別図解法の特徴は?>
雑多な意見・メッセージ、複雑に絡み合う問題を一枚の紙の上で整理し、一つの図にまとめます。まとめられた図を「層別図解」と呼びます。この図から、
◎全体を通して言いたいことは要するに何なのか。重要と思われる意見・メッセージは何か。
◎「悩み・問題の全体像」「個々の問題の関係性」はどうなっているのか。
そもそも、悩まなくても良いことに悩んでいないか?
(本当に問題とすべきことは何なのか?)
◎問題解決のために、自分達が向かうべき方向・糸口はどこか。
以上のことが、ハッキリと・分かりやすく・一目で「見える化」できます。
そして、見える化されることによって、誘発されるように次々とアイデアが生まれていくのです。
<活用するために特別な知識は必要?>
この「層別図解法」を使うために、専門的な知識は何もいりません。「紙とエンピツ」があれば、いつでも・どこでも・誰とでも活用することが可能です。もちろんパソコンがあれば更に早く作図できます。
<作図完成に時間はかかる?>
時間はかかりません。現代に求められるスピード感に合わせて、短時間(1.5時間以内)でまとめることができます。
<一人で作図?それとも何人かで?>
一人でも、また複数人数でも作図できます。グループの場合であれば8人くらいまでが適正な人数です。
<職種・業種・業態を問わず活用できる?>
職種・業種・業態を問わず、また年齢・性別・役職・国籍を超えて活用することができる、大変すぐれものの手法です。
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層別図解法が実際に使われた具体的な事例を一部ご紹介します。
☆職場の問題の全体像や原因を明らかにし、改善の方向性を見出した例☆
職場改善活動が活性化しない理由を、現場作業者からアンケートとして集め層別図解にまとめた。結果、不活性の原因は「管理者を含めた職場メンバー全体への教育不足」であると分かった。教育(改善活動の必要性、問題解決法など具体的な知識、テーマ演習)を徹底することが、改善の方向性であることが見えた。
ある会社において輸送費の増大が問題となり、輸送費の削減について職場で討議した。数値データを取ってみることになったが、どのようなデータを取ればよいか分からない。そこで意見を出し合い、層別図解にまとめた結果、「大きな車両に少しの荷物しか積んでいない状態で、何度も会社・お客様間を往復しているのではないか?」という意見(仮説)に集約された。そこで仮説を実証するため、輸送回数・輸送ルートなどデータで調査した結果、原因として特定できた。その後、職場から対策案が事業所長に提案され、無事に承認された。
☆メッセージが分かりやすく・速やかに伝わるよう図形化された例☆
事業所トップから発信された年度方針を、言語データとして分解し、層別図解にまとめて現場に周知した。事業所目標の確実な共有化と、スピード感を持って施策や活動の方向性を確認するための有効なデータとして活用された。
☆職場メンバーで悩みを共有し、心の重荷の軽減につなげた例☆
地域のお年寄りの生活実態把握や児童の健全な育成のために活動している民生委員のメンバーが集まり、抱えている悩みや意見を出し合って層別図解にまとめた。結果、「自分達が何に一番悩んでいるのか・問題は何か」「悩んでいるのは自分だけではない」ということが共有できた。それにより、民生委員一人一人の心の重荷を軽減でき、モチベーションの向上へとつなげた。(⇒業種・職種を問わず層別図解法が活用できる例。)
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以上のように、層別図解法は、
・いつでも、どこでも、誰とでも、
・職種・業種・業態を問わず、また年齢・性別・役職・国籍を問わず、
・「スピード感」と「腑に落ちていく感覚」を伴って
活用することができ、そして問題となっていることを解決へとつなげていくことが可能です。
層別図解法は、日科技連主催:アイデアを生み出す超問題解決法 層別図解法1日コースや、書籍「アイデアを生み出す“超”問題解決法 層別図解法 」(日科技連出版社刊)で学ぶことが可能です。
ご興味のある方はぜひ、日科技連までお問合せください。



藤田 敬泰 氏
(ふじた たかやす)
株式会社荏原製作所
カスタムポンプ生産業務部
生産技術課
QCサークル千葉地区幹事

