特別講義レポート: | 2024年 | ![]() |
過去のテーマ: | 一覧 |
例会 回数 |
例会開催日 | 活動内容 | |||||||||
2019年 | |||||||||||
1 | 5月10日(金) |
特別講義
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2 | 6月14日(金) |
特別講義
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3 | 7月11日(木)~12日(金) | 合宿 | |||||||||
4 | 9月12日(木)~13日(金) | ソフトウェア品質シンポジウム2019 本会議 (会場:東洋大学(東京・文京区))(予定) | |||||||||
5 | 10月11日(金) |
特別講義
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6 | 11月15日(金) |
特別講義
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7 | 12月13日(金) |
特別講義
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2020年 | |||||||||||
8 | 1月10日(金) |
特別講義
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9 | 2月21日(金) | 分科会成果発表会 |
日時 | 2019年5月10日(金)15:15 ~ 17:15 |
会場 | (一財)日本科学技術連盟・東高円寺ビル 地下1階講堂 |
テーマ | システム×デザイン思考とアーキテクチャ思考による新価値創造 |
講師名・所属 | 白坂 成功 氏(慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 教授) |
司会 | 岩井 慎一 氏(株式会社デンソー) |
アジェンダ |
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アブストラクト |
昨今、AI/IoTなどの新技術を活用して新価値を創造することが強く求められていますが、実際に新価値創造を実現するのは容易ではありません。 |
講義の要約 | |
講師紹介 白坂 成功 氏 1.はじめに
2.慶應義塾大学大学院SDMの紹介
3.慶應SDMが考えるイノベーティブ思考
4.システム思考とは
5.デザイン思考とは
①共感
②問題定義(リフレーム)
③創造
④プロトタイプ、⑤テスト
6.プラットフォームの創出
7.まとめ
質疑応答
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日時 | 2019年6月14日(金) 10:00 ~ 12:00 |
会場 | (一財)日本科学技術連盟・東高円寺ビル 2階講堂 |
テーマ | グラフィックレコーディングを使ったコミュニケーション |
講師名・所属 | 本園 大介 氏(NTTテレコン株式会社) |
司会 | 金山 豊浩 氏(株式会社ミツエーリンクス) |
アジェンダ |
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アブストラクト |
議論や話し合いにおいては多様性を重んじた上で合意形成をし、より良い結論に至ることを目指す一方、現実では往々にして対立や軋轢が発生します。 |
講義の要約 | |
講師紹介 本園 大介 氏 1.グラフィックレコーディングについて
2.なぜ今「グラフィック」なのか
3.グラフィックXのいろいろ
①グラフィックレコーディング
②グラフィックファシリテーション
③グラフィックコミュニケーション
4.顔の描き方
5.まとめ
質疑応答
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日時 | 2019年10月11日(金)10:00 ~ 12:00 |
会場 | (一財)日本科学技術連盟・東高円寺ビル 2階講堂 |
テーマ | プロジェクトリーダーのためのプロジェクト健全化技法 |
講師名・所属 | 石谷 靖 氏(株式会社三菱総合研究所 デジタルイノベーション事業本部 主席研究員) 清 雄一 氏(電気通信大学 大学院情報理工学研究科 准教授) |
司会 | 猪塚 修 氏(横河ソリューションサービス株式会社) |
アジェンダ |
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アブストラクト |
プロジェクトマネジメントは永遠の課題です。特にシステム開発プロジェクトの成功率が低いと言われ続けています。 ※聴講後、自由に使っていただけます。 ※参考文献:「プロジェクトをうまく進めるための17の鍵~ImprovAbilityによるプロジェクトリーダのためのプロジェクト健全化技法~」、2017年8月、オーム社 |
講義の要約 | |
講師紹介 石谷 靖 氏 1988年株式会社三菱総合研究所に入社。 清 雄一 氏 2009年株式会社三菱総合研究所に入社。アジャイル開発調査や金融システム開発等に従事。 [第Ⅰ部]モデルのご紹介
1.システム開発プロジェクトの課題
2.プロジェクトの成功のツボとそのモデル化
3.ImprovAbilityモデルの特徴
4.開発経緯
5.ImprovAbilityモデルのチェックポイント
6.課題抽出と解決策設定までの手順
7.ImprovAbilityモデルのツール
[第Ⅱ部]ImprovAbilityの活用
まとめ
質疑応答
講演者のご厚意により、本講義資料ならびにツールを公開しております。 【講義資料】
【ツール】 ※本ツールはチュートリアルの演習用のツールであり、本来Excelで自動的に設定できる箇所も手動で入力する形式となっておりますこと、予めご了承ください。 |
日時 | 2019年11月15日(金)10:00 ~ 12:00 |
会場 | (一財)日本科学技術連盟・東高円寺ビル 2階講堂 |
テーマ | IoT時代のリスク評価・リスクコミュニケーション |
講師名・所属 | 佐々木 良一氏(東京電機大学 総合研究所 特命教授/サイバーセキュリティ研究所長/本研究会 セーフティ&セキュリティ アドバイザー) |
司会 | 金子 朋子 氏(情報セキュリティ大学院大学/本研究会 セーフティ&セキュリティ 主査) |
アジェンダ |
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アブストラクト |
ITシステムは、社会の重要基盤の一つとなっており、その安全性が失われる影響は非常に大きなものになってきた。講演者らは、ITシステムに対する適切なリスク対策を可能とするためITリスク学の名のもとに、リスク評価・リスクコミュニケーション支援手法や支援システムの開発を行うとともにいろいろな実適用を行ってきた。IoT時代を迎え、従来の方式だけでは不適切であると考え、IoT時代に適したリスク評価・リスクコミュニケーション支援手法・ツールを開発するとともに、医療用IoTシステムなどへ適用した。本講義では、これらの研究結果について解説する。 |
講義の要約 | |
講師紹介 佐々木 良一 氏 1971年3月 東京大学卒業。 システム開発研究所にてシステム高信頼化技術、セキュリティ技術、ネットワーク管理システム等の研究開発に従事。
2001年4月~2018年3月 東京電機大学教授。情報セキュリティの研究と教育に従事。
2018年4月 現職。
1.サイバー攻撃の動向
サイバー攻撃の歴史
今後、増加が予想される攻撃
2.従来のリスク評価・リスクコミュニケーション
3.多重リスクコミュニケータMRCの基本方式
4.多重リスクコミュニケータMRCの拡張
5.IoT時代のリスク評価・リスクコミュニケーション
6.おわりに
まとめと今後の方向
質疑応答
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日時 | 2019年12月13日(金)10:00 ~ 12:00 |
会場 | (一財)日本科学技術連盟・東高円寺ビル 2階講堂 |
テーマ | プロセス改善とソフトウェア品質 |
講師名・所属 | 山田 淳 氏(株式会社東芝/本研究会 研究コース1 主査) |
司会 | 小池 利和 氏(ヤマハ株式会社/本研究会 運営小委員会委員長) |
アジェンダ |
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アブストラクト |
ソフトウェアのプロセスを改善する基本的な目的は、要求仕様や設計、検証内容など総合的にソフトウェアの品質を改善・向上させ、再設計や不具合修正、再テストなどの後戻りの作業を削減し、開発のコストと期間を計画内に収めやすくしてQCDの三つをバランスよくコントロールすることにある。そしてユーザーや顧客が、望む時点で適切な費用で快適に利用して目的を達成でき、ユーザーや顧客の満足度の向上につなげる。しかしながら、実際にはプロセス改善が、このような、ユーザーや顧客、また開発チームや担当者へ提供できる効果や価値とうまく結びつくように行えるとは限らない。このような課題を取り上げながら、どのようにすればソフトウェア品質を向上させるプロセス改善となり得るのか、プロセス改善を推進し支援する「プロセスエンジニア」としての役割と活動とは何か、またファシリテーションというアプローチで進めるプロセス改善、そして、プロセス改善活動をより良いものにする方策について、考察し、紹介する。 |
講義の要約 | |
講師紹介
山田 淳 氏 1.はじめに
2.あるある問題(症状)1:プロセスが硬直化して「抜けガラ」に?
3.あるある問題(症状)2:データを集めてはいるのですが…「モヤモヤ」?
4.あるある問題(症状)3:どんな効果があるの???
5.あるある問題(症状)4:モチベーションが上がらない(下がってしまう)!?
6.おわりに
質疑応答 Q1.プロセス改善の効果の確認はどのようにしていくのがよいか?モニタリングの工夫は? A1.身近に何が改善効果かを考えることが必要。軽くすることで何がよくなるのか、レビューは軽くしたいが、どうしても見つけたいものは何か、を考えて改善をする。プロセス改善だけの話ではないが、変えたことでの効果を1対1でピタリと当てはまることはない。効果は何年もかかることもある。あまりデータ、データしない方がよい。きっかけは意思である。 |
日時 | 2020年1月10日(金)10:00 ~ 12:00 |
会場 | (一財)日本科学技術連盟・東高円寺ビル 地下1階講堂 |
テーマ | ソフトウェア疲労をアーキテクチャ設計で改善する |
講師名・所属 | 山田 大介 氏(ビースラッシュ株式会社 代表取締役) |
司会 | 岩井 慎一 氏(株式会社デンソー/本研究会 ソフトウェア品質保証の基礎 主査) |
アジェンダ |
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アブストラクト |
IoT時代のソフトウェア開発は複雑さへの対応と素早い出荷の両立を求められています。開発現場では、動いているプログラムを使い続けることで、資産価値は低下し在庫化しつつあります。それらを解決するためにアーキテクチャ設計が有効です。アーキテクチャ設計では、複数のビューでモデル化を行い、設計意図を伝達します。今回は、アーキテクチャ設計の要点とそれを推進するアーキテクトの育成について紹介します。 |
講義の要約 | |
講師紹介
山田 大介 氏 1.ソフトウェア開発の状況
●デジタル化を起点として、組み込みソフトウェアの規模が増大。 ●マネジメントとしては、プロセスやプロマネを強化する方向へ
●近年、ネットワークに接続する製品の開発が増加 → IoTでは製品を取り巻く周辺の状況変化が発生している。 ●ソフトウェアの資産価値が在庫化している?
●ソースコードの変更と改善のジレンマ
2.ソフトウェア疲労
ソフトウェア疲労【静的】
⇒想定原因
●構造設計の基本
●設計品質の原則: 凝集度
ソフトウェア疲労【動的】
⇒想定原因
●制御仕様をそのままプログラミングすると「末広がり」になってしまう。コードレベルで改善しても、他の例にあてはめられない。構造化すれば設計図で説明できるようになる ●プログラミングスタイルの違い: アセンブラ的Cからモジュール的Cへと変わってきており、動解析ファーストではなく、静解析ファーストへと移ってきている 3.アーキテクチャ設計と設計技法の違い
●多面化と詳細化 ●アーキテクチャ設計とコンポーネント設計
●そもそも「設計」とは?
●設計図とは
●「設計力」= 分離 + 構造化 + 図解。設計力があれば、いろいろな設計図を読み書きすることができる。そして、次第にいろいろな手法を使いこなすことができるようになる 4.アーキテクチャ設計
●組込みシステムの5つのビュー: 静的構造を中心に、動的構造と実装構造を設計
●動的ビューと静的ビュー
●各ビュー間の関係
5.アーキテクトの役割とスキル
●アーキテクトの役割
●アーキテクトの基本スキル
●システムズ・アーキテクト
●IoTシステム開発を成功に導く要素
6.三階建て設計改善
●ソフトウェア疲労の再発防止
●三階建て設計改善
●アーキテクチャ設計原則
7.まとめ
●エンジニアリングで全体を俯瞰: エンジニアリングすることで現状打破。図面化と設計の原則原理 ●在庫から脱却し、戦略資産へ: 資産価値を向上させる ●ソフトウェア疲労【静的】/【動的】を改善する ●アーキテクトが「丸投げ」をつなぐ
●ソフトウェアの資産化アプローチ
●悩むエンジニアから、考えるエンジニアへ: コード中心から設計中心へ <質疑応答> Q1: アーキテクチャの大切さはわかるが、マネジメント層にどう伝えるとよいか?例えば、ソフトウェア疲労を防ぐためにリファクタリングをするための工数をどう得るのがよいか ****************
Q: 組み込みで今後、海外のOEMを相手にする場合、アセスメントでビジネスチャンスを逃すことが多い。ドイツのドキュメントの差は? ****************
Q: リファクタリングはいつ挟むのがよいのか?
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