セミナー派遣者・参加者の声:日本イーライリリー(株)Voice
薬剤疫学セミナー(薬剤疫学)
日本イーライリリー(株)
研究開発/臨床開発本部 製造販売後調査・研究 担当課長
片寄 妙子さん
(2018年度受講)
医薬品リスク管理計画(RMP)に対する安全性検討事項(SS)の特定に役立ちました
受講するにあたり、先輩の経験談を参考に、社内の統計専門家に指南いただきながら、このコースに臨みました。
本コース参加前に予備コースを受講しましたが、始めの第一歩としては、数理計算は少し難しく感じられたため、薬剤疫学に関する統計に特化した基礎的要素を加えていただければ、更に理解が深められたかと思います。その後、本コースの回を重ねる中で、他社の参加者の視点や助言に刺激を受けながら、一層の理解を深めることができました。
また、自身の実務が、グループ演習課題である「Safety
Specification(SS)から研究デザインへ」と類似していたため、演習を通じて習得したノウハウを、そのまま業務にフィードバックする事ができました。毎回の課題や復習はとても大変でしたが、リアルワールドデータをリアルワールドエビデンスにするために重要な知識を系統立てて学ぶことができる非常に魅力的なセミナーでした。
日本イーライリリー(株)
研究開発/臨床開発本部 製造販売後調査・研究 部長
山田 真由美さん
(派遣責任者)
レギュラトリーサイエンス推進のための調査研究に携わる人材育成の基礎
当社では、人の尊重、卓越性の追及、誠実さの三本柱を企業理念としています。高い倫理観を持って、常に新しいことにチャレンジしていく向上心の高い人材の育成に力を入れています。
薬剤疫学セミナーには、製造販売後調査(PMS)を行うスタディマネージャーを、毎年派遣するようにしています。薬剤疫学セミナーは、基礎中の基礎ですがレベルが高く、薬剤に特化した統計手法も習得できるので、必須の研修であると思っています。また、講師は、広範囲にわたる各種のトピックに応じたそれぞれの専門家が登壇されるので、多分野の様々な最新情報を吸収する事が出来ます。さらに、セミナーを受講した部員が、セミナーで得た知識、情報をタイムリーに社内展開してくれますので、本人の意識向上だけでなく、周りにも有益な影響を与えています。特に片寄さんは、セミナー修了後には、基本的知識の習得は言うまでもなく、PMSにおける必要性について十分理解した上で、適切に次の提案ができるなど、大きな成長を感じます。
また、セミナーでは、他の製薬企業やPMDAの方々との意見交換や情報収集ができ、人的ネットワークが広がるのが魅力の一つであると思います。
(2019年7月取材)