セミナー派遣者・参加者の声:広島大学病院Voice

臨床試験セミナー統計手法専門コース
広島大学病院
総合医療研究推進センター データサイエンス部門 生産統計室 診療准教授
川野 伶緒さん
(2018年度・29BioS受講)

R- 生物統計家として自信がつき、将来あるべき姿が明確になりました。

医学部出身の私にとって、弱点である専門的な数理統計学の部分を確実にする為にも、オプションとして事前開催している統計基礎コースと、個人グループ学習を併せて受講しました。

カリキュラムはとにかく豊富で充実しており、これを一年間でマスターするのは至難の業でした。 講師が推薦・紹介してくれた教科書を参考にしながら、自分の振返りの手引きとなるように、その都度整理しながら確実に自分のものにしていきました。
生物統計家として何が求められているのか、どういう勉強をしているのか、そして、道筋を立てて学ぶ方法を習得する事が出来ました。現在の立ち位置を認識した上で、将来像も明確になりました。

BioSに参加して本当に良かったと思っています。同じ境遇のアカデミアの方にはぜひお薦めしたいコースです。

広島大学病院
総合医療研究推進センター 教授・センター長
梅本 誠治さん
(派遣責任者)

R- 生物統計家の育成をはかり、臨床研究中核病院を目指します。

広島大学は2024年、創立75周年の節目を迎えます。スーパーグローバル・ユニバーシティ、リサーチ・ユニバーシティとして、世界TOP100を目指すべく、研究に力を注いで行く方針を打ち出しています。臨床研究中核病院を目指す上で、研究者を支援し、研究の質、および、被験者の安全性を担保する為、日々邁進しています。また、この要件の一つである生物統計家確保のために、この度、川野先生にBioSに参加してもらいました。

BioS修了は生物統計家としてのクオリティを担保するものとして周知されております。業界トップレベルの講師の指導のもと、常に最新情報を吸収し、また、アカデミアの垣根を越えて製薬企業・CROの現状を把握し、世の中のトップレベルに触れることが重要であると考えます。今後医師主導の治験のニーズが高まる中、この経験を最大限に活かして欲しいと願っています。

(2019年7月取材)

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