セミナー派遣者・参加者の声:杏林製薬(株)Voice
臨床試験セミナー統計手法専門コース
杏林製薬(株)
開発推進部 データサイエンスグループ
高戸 俊一さん
(2020年度・31BioS受講)
生物統計の深い理解に加えて臨床試験全体を俯瞰できる貴重な機会
BioSでは業界を牽引される著名な先生方のご講義に加え、全講義の半分近くの時間を割いて総合実習に取り組みます。総合実習ではCQの設定からPRT、ICF、SAP、更にはCSRなどの文書作成を行い、臨床試験の一連の流れを模擬体験する事で、担当業務以外の業務にも触れることができ、臨床試験全体を見通すことができるようになりました。
また講義で学んだ解析手法を総合実習で導入検討するなど、知識の定着と実務への運用を効果的に学ぶ事が出来ました。
当初はオンラインでのディスカッションに少し抵抗がありましたが、回を追うごとに議論も活発になり、様々なバックグラウンドを持つ参加者の皆様と意見を交わしながら、目標に向かって取り組むことができ、大変貴重な経験ができたと思っています。
私自身、統計解析業務に携わるようになって日が浅かったのですが、BioSを通して同世代の横の繋がりを得ることができ、非常に大きな財産を得ることができたと感じております。
BioSで得た知識や経験を基に、生物統計家として更に成長できるよう日々努力を続けたいと思います。
杏林製薬(株)
開発推進部 データサイエンスグループ 課長
縄田 成毅さん
(派遣責任者)
BioSは弊社の統計解析担当者になるための登竜門
弊社の統計解析担当者育成カリキュラムでは、BioSを必須の研修としており、弊社の統計解析担当者全員が卒業生です。
BioSは著名な先生方のご講義を賜ることができ、SASプログラミング技術も習得できる貴重なセミナーであり、統計解析担当者として必須な統計知識・スキルを身に着けることができます。また、模擬臨床試験では、試験計画からCSR作成までの一連の流れを経験することにより、統計解析業務だけでなく関連業務についても学ぶことができる貴重な経験の場となります。
今後も弊社の統計解析担当者の教育の一環として、BioSに参加させていただこうと考えております。
今回派遣した高戸さんは、BioSに参加することにより、統計学の面白さ、難しさを学ぶことで、さらにご自身の統計知識・スキルを向上させようという積極的な行動が表れており、私が想像していた以上のスピードで成長していることを感じています。
また、業種や年齢も異なる参加者と議論できることも良い経験になったと思います。
(2021年11月寄稿)