セミナー派遣者・参加者の声:シミック(株)Voice
臨床試験セミナー統計手法専門コース
シミック(株)
データサイエンス事業本部 統計解析第1部
隈本 滉一朗さん
(2022年度・33BioS受講)
総合実習を通じて、臨床試験の全体像に触れる貴重な機会となりました。
BioSの参加前は、クライアント、社内の別部署の方々との議論を行う中で、自分が正しいと考える統計関連の発言は出来ても、全ての議論の背景や、発現の意図を汲み取ることが難しいと感じることがありました。
そんな中、総合実習にて、様々なバックグラウンドをもつメンバーと協業し、一つの試験を進めていく中で、段々と自分の視野が広がっていきました。
この経験のおかげで実務でも、より話し相手の立場に近い視点から物事を提案出来るようになり、様々な事を円滑に進めることが出来るようになったと感じます。
また、BioSの経験は後輩を教育する際も大きく役立っています。
後輩に実務の相談をされた際に、BioSで得た、全体像を踏まえた、違った角度からの視点も踏まえて相談事項に回答できるようになり、質問者に、より強い納得感を持たせてあげられるようになりました。
最後に、BioSで総合実習を共に頑張った方々とは、今でも食事に行きます。
得た経験は当然上記の通り役立っていますが、このご縁も大変貴重なものとなりました。
シミック(株)
データサイエンス事業本部 統計解析第1部
部長
植竹 秀行さん
(派遣責任者)
新たな交流を大切にし、自他ともに成長を促進させてください。
弊社はCROとしてサービスを提供させて頂いていますが、やはり”人”が最も重要です。統計解析担当者育成のため毎年2~3名、BioSへ派遣していますが、統計の知識はもとより経験や発揮能力、今後の展望を踏まえ、学びを十二分に活かす素養がある者を人選しています。
BioSでは、統計的なスキルと、臨床試験でそれをどう適用するかを学べる貴重な機会です。同時に、社外の志を同じくする仲間が得られる貴重な機会でもあります。私も十数年前に参加しましたが、現在も交流が続く知己を得ています。仕事を超え、時に情報やアドバイスを頂ける存在は心強いものです。
今回参加された隈本さんは、元々、自己を成長させ活躍できる方ですが、BioSでその成長を早め、業務だけでなく他者への統計教育にも学びを活用し、弊社に早期貢献を果たされています。BioS参加には、成長促進と他者に影響を与える気づきを期待します。また、そこで得られる仲間との繋がりは、今後の励みや助けになりますので、大切にして頂きたいと思っております。
(2023年12月寄稿)