セミナー派遣者・参加者の声:イーピーエス(株)Voice
臨床試験セミナー統計手法専門コース
イーピーエス(株)
リアルワールドエビデンス事業本部
RWE推進センターリアルワールドデータサイエンス部
Hsiao Yushinさん
(2023年度・第18回薬剤疫学セミナー受講)
プロトコール作成へのアプローチを経験することができて、実務上でも運用できる内容であった
解析の仕事がメインでしたが、業務の幅が広がり、プロトコールの作成支援も一つの仕事になり、そこで本セミナーは大変有用な講義だと伺い、参加することになりました。そして、想定とおりに講義内容が非常に豊富で、その中に一番難しいのは因果推論に関する内容でした。また、全4回のGDにわたり、全て異なるメンバーで取り組んでいて、グループによって議論方針が異なっているのは面白い点でした。
GDは3つの論文を6つのグループに分けて担当するため、グループごとに担当する論文は異なっていて、発表の際は、他の論文に関する発表も聞けますが他のグループが担当した論文を発表前に一通り読むことでより深く学ぶことができたのではないかと思いました。
本セミナーを受講していなければ分からない言葉が多くありましたが、本セミナーを通して、研究デザインを考える経験がかなり勉強になり、プロトコール全体のイメージがしやすくなったと同時に、色々な背景の方々の考えも聞けて、普段と違う議論をすることもできたため、参加してよかったと思いました。
イーピーエス(株)
リアルワールドエビデンス事業本部
事業企画推進センター 事業企画推進部
RWE推進センター リアルワールドデーサイエンス部
部長/副部長
伊澤 和俊さん
(派遣責任者)
薬剤疫学の体系的かつ実践的な知識を専門家の講義と双方向議論から学べるセミナーです
昨今、行政、臨床現場、アカデミア、産業界においてRWD利活用の機会が益々広がってきている一方、正しい理解に基づき薬剤疫学研究・調査を遂行できる専門家が依然として不足していると認識しています。CROである我々イーピーエスでも、薬剤疫学の専門性を持つ人材の確保・育成は重要な取り組みになっています。
薬剤疫学セミナーは、日本において薬剤疫学を体系的に学べる貴重な機会を提供してくれます。複数の著名な先生方の講義から得られる知識に加えて、バックグラウンドの異なる参加者同士での双方向の議論から得られる実践的ノウハウの習得が魅力と考えています。
今回派遣した蕭さんは、統計解析業務の実務経験を保有していました。研究デザインや薬剤疫学の基本を学ぶことでさらに業務の幅を広げて欲しいと期待しました。セミナー受講を通じて蕭さんに薬剤疫学の基礎を固めて頂いたことにより、これまで以上に仕事を安心して任せることができています。
(2023年10月寄稿)