セミナー派遣者・参加者の声:住友ファーマ(株)Voice
薬剤疫学セミナー(薬剤疫学)
住友ファーマ(株)
データデザイン室
渡邉 知生さん(2024年度・第19回薬剤疫学セミナー受講)
基礎から実践まで、体系的に薬剤疫学について学べる貴重なセミナー
RWD(リアルワールドデータ)解析業務を行う中、結果の疫学的解釈や統計解析手法の選択について、不安と知識不足を感じていました。そこで、知識習得のため、セミナー参加を決めました。
このセミナーで印象的だったのは、体系的に薬剤疫学知識を学べることです。コホート研究といった研究デザインの基本から、prevalent new user design等の発展的な研究デザイン、RWDの活用事例といった実践知識まで取り扱うので、既存の知識と新たな知識を関連付け、効率的かつ網羅的に学ぶことができました。また最後のグループワークは、研究計画の立案を行い、薬剤疫学のプロフェッショナルである先生方からフィードバックがいただけます。セミナーで学んだ知識を実践して終わりではなく、改善点も学べる貴重な経験でした。
講義とグループワークという、知識のインプット・アウトプットの両方を通じて、RWD解析を行うための薬剤疫学知識の土台が形成できたと感じています。
住友ファーマ(株)
データデザイン室
室長
土屋 悟さん (派遣責任者)
成長意欲を持つメンバーの育成:RWD活用をしっかりと進めるために必要なコース
製薬業界でRWD(リアルワールドデータ)の活用は重要なトピックです。弊社データデザイン室でもRWDを活用し、患者数の推測、Patient journeyの把握、新たなエビデンスの取得など、多岐に渡る事業活動に役立てています。一方で、RWDの扱いは複雑であり、適切に扱わなければ誤った結果や解釈を導く可能性があるので、分析に携わるメンバーはしっかりと薬剤疫学の基礎を学ぶ必要があります。
本セミナーは、薬剤疫学の網羅的な内容を提供する人気のコースです。過去に参加した弊社社員からの満足度も高く、評判の良いセミナーです。今回、渡邉さんが積極的に参加を希望し、日常業務の合間を使って参加しました。
本コースを受講後、RWDからより有益なインサイトを得ていると感じます。また、関係者との議論でも、より自信を持って受け答えをしており、これも本コースの成果と言えます。
データの活用の鍵は人材です。このような成長意欲を持ったメンバーを育成し、さらなる成果を追求したいと考えています。
(2024年12月寄稿)